大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック
医療法人 桐山クリニック
〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)
診療時間 | 月・木・金 9時から18時 火 9時から13時 土・日 9時から16時 (当院は予約制です) |
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休診日 | 水曜・祝日 |
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今年の診療最終日でした。少しでも早く内視鏡検査を受けたい方などの大腸検査も多く最後まで大変忙しかった1年でした。
診療で大変忙しい中にもスタッフみんなが少しずつ大掃除をしてくれました。来年も多くの
みなさんが気持ちよく検査を受けられるように細かなところも綺麗にしてくれました。
大変忙しい中頑張ってくれたスタッフに大変感謝です。
無事に今年一年を締めくくることができる事を、御来院いただいたたくさんの皆さんや、関係各位に心より感謝いたします。
ありがとうございました。
胃カメラや大腸カメラの通常の内視鏡は、患者さんの状態を把握しながら少しずつ挿入・検査していきます。
しかし手術後の特殊な胃腸のつなぎ方の場合には、内視鏡をそのままでは挿入できないことがあります。このような時に活躍する内視鏡先端に風船のついたバルーン内視鏡があります。
診療応援として診療を行っている病院でこの風船が二つついたダブルバルーン内視鏡治療を行いました。挿入の難しさに加え、さらに内視鏡処置・治療が必要で大変難易度の高い検査であり長時間の治療となりました。
レントゲンも併用の大掛かりな内視鏡治療ですが、患者さんにとっては内視鏡で処置が完結すれば手術を回避できる素晴らしい治療です。
内視鏡アドバイザリー会議に出席しました。内視鏡機器の進歩は画像診断だけでなく、治療に関する器具や装置など手術に近い様々な機器が日々刷新されていきます。
今年も参加し、より良い内視鏡診療のために意見交換を行いました。
大腸内視鏡検査で診断することの多い疾患として炎症性腸疾患があります。代表的な疾患に潰瘍性大腸炎などがあります。
炎症の程度や腸の部位など、患者さんにより症状も異なることも多く、潰瘍性大腸炎やクローン病などは、診断や治療に苦慮することも多い疾患です。
都内でこの炎症性腸疾患の勉強会があり、参加してきました。午後の診療をお休みさせていただきましたが、新たな知見を得る大変有意義な会であり、今後の診療にさらに役立てていきたいと思います。
ポリフェノール、皆さんもどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。ポリフェノールは抗酸化作用があり悪玉コレステロールや中性脂肪を抑えると言われています。
当院でも健診の便潜血だけでなく、コレステロールも高かったという方が結構いらっしゃいます。
このポリフェノールで有名なものは赤ワインですね。
先日のクリニッックのお祝いでもみんなで赤ワインをいただきました。
赤ワインのポリフェノールが有名になったのは、フレンチパラドックスといわれる、フランスの人々がバターやチーズなど高脂質の食事を多く摂取しているにもかかわらず、アメリカの人々に比べて冠動脈疾患が少ないという逆説的な結果がありました。
その理由の一つとしてポリフェノールを多く含む赤ワイン摂取にあるのではないかと考えられたのです。
女性では特に閉経するとエストロゲンが減少し、それに伴い、悪玉コレステロールや中性脂肪が増加するといわれています。うまくポリフェノールを摂取することが健康にもつながります。
お酒を飲まれない方には、赤ワイン以外にもポリフェノールが多く含まれるものはカカオ/チョコレートです。
なんでも摂りすぎは良くありませんので、飲みすぎや虫歯にも注意しながら美味しく健康的にいきましょう。
特にこれからの寒くなる時期は朝起きた時にココアやショコラもいいですね!
多くの方からお問合せいただきました。
11/3に日本テレビで放送された「世界一受けたい授業」の胃がんのテーマに、当院で発見した早期胃がんの内容が放送されました。
胃がんの主な原因はピロリ菌とその感染による慢性胃炎です。
胃炎の診断や治療も、その経過に発生する胃がんの診断も極めて重要です。進行胃がんと異なり、胃炎や除菌後の早期胃がんは非常に見つけにくいのです。慢性胃炎の実情と、その胃炎をおこした胃のなかで非常に見つけにくい早期胃がんの内視鏡診断についての医療情報を視聴者の皆さんによく伝わるように当院で見つかった病変をもとに放送していただきました(放送上は胃がんの場所がかなり大雑把に印されていますが)。
ピロリ菌についての研究功績でノーベル賞を受賞されたマーシャル博士の慢性胃炎の説明もありました。がんの治療の基本は予防と早期発見ですが、早期には見つけにくいものもあります。
特にピロリ除菌後の胃内に発生する早期胃がんは 大変見つけにくいという問題点があります。このテーマは先日出席した学会でも取り上げられており、質問をさせていただいたセッションでも大きな課題となっていました。
発見しにくい胃がんですが、内視鏡時の検査の方法や技術、できやすい場所や内視鏡でどのように見えるかの医学知識、最新の医療機器の導入により見つけることが可能です。胃がんについて不安の方はぜひ一度ご相談ください。
今回の放送について視聴された方からコメントもたくさんいただきました。ありがとうございました。
桐山クリニックも開院2周年となりました。
毎日多くの方に受診いただいております。支えていただける皆様に院長始めスタッフ一同心より感謝申し上げます。
多くの方に安心して検査を受けていただき、皆さんが笑顔になって帰られるのが我々の誇りです。開院後より内視鏡検査を定期的に受けられて、今年も年内に受けたいという方にもたくさんいらしていただいています。
開院時に比べ混雑のためお待ちいただくことがありますが、少しでもお待ちいただく時間を少なくできるように、そして皆さんが満足して、しかも精度の高い検査や治療を受けることができるように目指して日々取り組んでいきます。
これからも宜しくお願い申し上げます。
Thierry Ponchon先生と
皆さん
ありがとうございました
神戸で行われているJDDWに参加しました。消化器内視鏡、消化器病そして消化器外科と私が日々関わる診療の多くの学会が一堂に会し、最新医療やまだまだ未解決の医療について報告・議論を行います。今回は評議員として評議員会にも参加しました。
夜には吉田茂昭先生、佐野寧先生、斎藤豊先生、松田尚久先生など国立がんセンターのころよりお世話になっている先生や以前より関係のある多くの先生と一緒に、さらに海外の先生も一緒に食事をしdiscussionしました。
フランスThierry Ponchon先生、オランダEvelien Dekker先生、台湾Han Mo Chiu先生も一緒です。特にPonchon先生は消化器内視鏡分野ではだれもが知る医学英語学術誌「Endoscopy」のAssociated Editor を現在担当されております。国立がんセンター当時、私が斎藤豊先生とともに早期大腸がんの内視鏡治療と腹腔鏡治療の治療成績についてその「Endoscopy」に報告させていただいた時にはCo-Editors-in-Chiefを担当されていました。内容について覚えておられ、改めてdiscussionさせていただきました。他にも集まられた皆さんと日本や欧米・台湾の内視鏡医療、特に大腸内視鏡・拡大内視鏡について色々お話させて頂きました。
海外から参加された先生は特に大腸の拡大内視鏡診断に関するセッションに参加され、非常に熱い議論が行われました。各国のがんの診断や治療には、内視鏡の診断だけではなく、病理組織診断に関わる病理医の診断基準の相違、腫瘍に対する内科的治療や外科的治療の役割、各国の医療保険の相違など多くの違いがあり、単純に比較できるものではありません。一緒に参加して大変色々考えることの多いセッションでした。
午後には国立がんセンター中央病院の小田一郎先生が座長をされた胃がんのブースで、ピロリ感染のない胃がんについて、たくさん質問をさせていただきました。今までは胃がん=ピロリ菌でしたが、現在はピロリ菌陰性の胃がんや、除菌治療後の胃がんのリスクなど課題は山積しています。発表をいただいた先生に色々コメントいただき、大変有意義に会に参加できました。
色々お話をさせていただきました皆様ありがとうございました。
接種後はなぜか
この冬は安心な気がします
インフルエンザの予防接種を受けました。
毎年受けています。
今までもひどいインフルエンザに罹ったことはありませんが、ワクチンを接種しているおかげかもしれません。接種しても罹らないわけではありませんが、医師という診療に関わる立場上、受診された方や地域の救急診療でインフルエンザの患者さんを診療・治療することがあります。医療を提供する私たちが予防することが病気の蔓延を防ぐことになります。
いずれの医療も予防と、食事や運動といった日々の健康管理と体力維持が大切ですね。
林修先生をみなさんご存知ですね。「いつやるの?いまでしょう?」で一躍有名になった先生です。今回林先生からお話を伺う機会があり、林先生が考える、人とのつながり、会話の伝え方についてお話を伺いました。
実は、林修先生は 私の高校の先輩でもあります。今回のお話でも、高校の同窓会の話や地元名古屋の話もされました。最近はゴールデンタイムに5本もTV出演されていて、とても忙しい毎日とのことです。そんな中に、時間を割いてお話をいただく時間を設けていただきました。途中ホワイトボードを用いて、まるで授業を聞いているかのように図などを描いて説明してくれました。
そのバイタリティーあふれるお話を伺っていると、とっても元気をもらいますね。
その林先生も、最近ちゃんと健診を受けてきたそうです。TVにしても、予備校にしてもその独特の話術で活躍されています。その話術を維持するため、声に関わるのどもしっかりみてもらったようです。当院での胃カメラ検査でも、患者さんののどや声帯、咽頭といった声や飲み込みにかかわる部分もチェックしています。一緒ですね。
私も、自分自身が健康でなければ、患者さんには健康のアドバイスはできないと考えています。林先生も体力があり健康であることがご自身にとっても非常に大切とお話されていました。お互いに健康でいることがやはり大切ですね。
とても楽しいお話をありがとうございました。
甘すぎないので
ついついたくさんたべてしまいそう!
スタッフが栗のケーキを作ってくれました。とっても美味しい上品な甘さのケーキです。
栗の甘さと触感、スポンジのふんわり感がとてもマッチしてとてもおいしいですね。
ありがとうございました。ほっこりします。
栗に限らず秋の味覚にはおいしいものがたくさんありますね。名古屋や岐阜にいた頃、秋の味覚で栗というと栗きんとんでした。今でもこの時期になると待ち遠しくなり、名古屋の知り合いにお願いして味わっています。岐阜県中津川が有名ですね。茹でてほぐした身を茶巾でしぼったシンプルな和菓子ですが、こちらも上品な甘さと栗の触感がたまりません。
日持ちしないため、美味しい状態でいただくには名古屋や岐阜のご当地で手に入れるしかないのが難点ですが、とてもおいしい秋のお菓子ですね。甘さもカロリーも控えめ。
一般には栗きんとんはお正月のペースト状のもののことを指すことが多いかもしれませんが、中津川の栗きんとん、機会があればぜひ、お勧めです。
検査を受ける方がすこしでもつらくなく大腸内視鏡検査を受けらるように日々取り組んでいます。
この診療について6月にTV取材を受けましたが、本日TOKYO MXの番組でTV放送されました。視聴後のコメントを送ってくださった方々に感謝申し上げます。
そしてTV取材時に心よくご協力頂いた皆さんに本当に感謝申し上げます。
正確な検査を受けることで、早期発見につながり、また症状や不安が解消され、より健康的な毎日につながることが皆さんに伝わればうれしいですね。
上海復旦大学崋山病院副院長鍾良先生(左)と刁锦辉氏に訪問いただきました
国立がんセンター中央病院や群馬中央病院で診療を行うこととともに、内視鏡指導のために海外の病院でも治療や指導を行ってきました。
3年ほど前にも内視鏡指導をするために上海復旦大学華山病院に伺いました。その病院の副院長/消化器内科部長鍾良先生他の皆さんに当院に訪問いただきました。
以前にこの病院を含め上海のいくつかの病院に伺い、診断がつかなかった胃がんの患者さんの診断を行い、治療を受けていただいたこともあります。
今回当院の内視鏡検査や治療についてもお話しました。
上海でもピロリ菌感染が多いことや胃がんの病理診断の難しさのため、診断がつかないことが多く、日々勉強されているとお話しされていました。以前に私から講演させていただいた観察方法や色素/特殊光観察の重要性についてももう一度お話しいたしました。
短い時間での訪問でしたが、丁寧な観察と正確な診断が世界に広がり、胃がんに苦しむ患者さんを少なくすることができるようにお互いがんばりましょうとお話ししました。
ご訪問ありがとうございました。
9月に入り過ごしやすい日が多くなってきましたが、日中はまだ暑くなることもあり半袖を着たり、一枚はおるものが必要だったりしますね。
8月おわりから9月ころより消化がよくないとか、だるさが続くという受診の方が多い印象です。秋バテの症状ですね。
夏の暑さと冷房による生活から急に朝晩涼しくなり体温調節が難しい時期になります。人間の体は大切な臓器の活動性を維持するため深部体温を一定に保つ機能を持っています。この機能にはいわゆる自律神経が大きく関わります。
受診される患者さんの中にも、診察していて自律神経の乱れが原因だなっと判断できる方も多くいます。自律神経の乱れは疲れがたまったり消化不良や食欲の低下にもつながります。胃腸の症状で受診される方も多いですが、胃腸だけを治すのではなく、その原因が全身の体調調節にあります。ここを正しく治療することで体の不調がよくなり、胃や腸の働きもよくなって、食事もおいしく食べられるようになります。
ただ自律神経だからと軽く考えるのは禁物です。疲れ・だるさ、そして食欲低下などから寝不足・不眠などをきたし、血圧の変動やめまいなど症状が悪化したり、長引くこともあります。
行事やイベントが多い時期ですが、体をうまく休めることが大切です。無理をせず、症状が強いときは早めに休息を摂りましょう。
8月の暑さから、ここ最近は日中過ごしやすくなり、朝晩は気温が低くなってきました。
週末から週明けに、急に下痢や腹痛など腸炎のような症状の方が増えました。夏の暑さの疲れや、暑さに対応していた体がこの涼しさに調整がまだできていないのかもしれませんね。また食べ物も夏のものから秋にものに変わる時期です。受け入れる胃腸にも準備が必要ですね。
外科医として手術治療をしていた時も、やはり季節の変わり目には虫垂炎や憩室炎、腸閉塞など急性炎症の患者さんが多かった印象があります。
着るものの調整など迷う時期でもありますが、体調管理が大切です。
朝には温かめのお茶などで、体を温めて1日元気に過ごしたいですね。
国立がん研究センターから8月に重大な情報が報告されています。この国立がん研究センターでは私も診療を行っていましたが、がんの治療だけではなく、日本全国のがんに関するデータを集積し、より良いがん治療に変えていくことが国立がんセンターの使命でもあります。
今回の報告は全国のがん診療連携拠点病院で2008-2009年にがんや腫瘍を診断されたのち経過を追うことができた方のデータ集計です。
そのがん患者さんの5年相対生存率は65.8%でした(国立がん研究センターがん情報サービス, ganjoho.jp)。また胃71.1%、大腸72.9%、肝臓39.0%、肺40.0%、女性乳房92.7%でした。以前の報告に比べ改善はしていますが、まだまだがんで亡くなる方が多いことがわかります。
また地域差という問題もあります。胃がんの5年相対生存率は全国平均71.1%ですが、群馬県は59.5%、大腸がんについては全国平均72.9%ですが、群馬県は66.8%とやはり全国平均より低い数字でした。
地域ごとの施設数など偏りもあり一概に比較できるものではないことも指摘されていますが、以前からも生存率の低い地域は、患者の年齢が高い、早期発見率が低く手術ができていないなどの傾向が考えられています。検診の精度がとても重要ということがよくわかるデータです。
私たちが日々すこしでも早期発見で早期治療ができるようにと行っている内視鏡検査がいかに重要であるか示したデータだと思います。私も日々の検査のみならず、検査の教育にも力を入れていきます。良い検査をうけていただき、早期発見すれば必ずがん死亡は減らせます。
早期発見・早期治療のために定期的な内視鏡検査をおすすめします。
皆さんに内視鏡検査を受けていただく中で、検査や治療についていろいろなお問い合わせやご質問があります。
夏季休診中や診療の合間にホームページを更新しました。
よりわかりやすい医療を目指してこれからも徐々に更新していきます。
夕方から夜にかけて夕立とは言えないほど急に雨が降ることが最近よくあります。
適度な雨なら暑さを和らげる効果もありますが、短時間に降りすぎるとこの近辺でも道路に水が溢れています。
先日の7月豪雨では広島県や岡山県など以前より交流のある先生の病院近くにも大きな被害があったそうです。少し前に近況の報告も頂きました。直接現地でお手伝いすることは難しいので支援企業を通じて気持ち程度ですが支援をさせて頂きました。少しでもお役に立てればと思います。
水不足も困りますが適度に降ってくれればといつも思いますね。
あまりの暑さのため、つめたいものが欲しくなりますね。
ただ、あまり冷たいものばかりは胃腸には正直良くありません。
しかし、今年の暑さは異常です。体温より高い気温であり、ひんやりを味わうためにかき氷をいただきました。
おすすめは抹茶のかき氷です。
抗酸化作用のあるカテキンが含まれ、夏の紫外線でダメージを受けた体にうってつけですね。また、あずきを入れた宇治金時は、あずきの食物繊維も一緒に摂取できます。またきな粉も食物繊維が豊富。すこしあったかいお団子と一緒なら、つめたすぎるのも抑えてくれます。食物繊維は便秘気味の方にもおすすめです。
暑い日が続きますが、冷たいものも健康的に、しかも美味しく摂りたいですね。
クリニックの開院時に、いろいろなお花屋さんにたくさんお花を届けていただきました。
その中にも、日々の健康のために当院で内視鏡の健診や検査を受けられているお花屋さんがいらっしゃいます。
クリニックに飾るため素敵な花を探しに、お花屋さんに伺いました。
この暑い時期にも、見事に色とりどりに咲くお花がたくさんあります。クリニック内のお花を色々選びました。
ご厚意でたくさんのバラもいただきました。
院内に飾ります。皆さんが少しでも気分よくそしてリラックスしていただけたなら最高です。
高崎駅に比較的近い当院には、駅近くで飲食店を経営されている方もいらっしゃいます。
良いものを手に入れたいと、築地によく買い付けに行くそうです。
築地市場は国立がんセンター中央病院の目の前にあり、私も国立がんセンターに勤務していた頃、毎日近くを歩いていました。少し懐かしい気もします。築地には何回も食事に行きましたが、買い付けはしたことがありません。
この方が買い付けに行かれる時は、ご自身の目利きも大切なようですが、それよりも長年培った信用できるお店や人とのつながりが大きいそうです。
信頼ある人やお店から、信頼できるモノ(鮮魚)を購入し、信頼してもらえるものを提供することをモットーにしているとのことでした。
医療にも通じる気がします。私も信頼できる医療技術・知識を日々研鑽し、信頼できる医療機器で、自分でも受けてみて、信頼できる医療を提供しています。
病変が見つかった時に、自分だったら・家族だったらどうしてもらいたいか、それを第一に考えて、患者さんにもそのような治療を行っています。
台風が近づいてきていて風が強い中でしたが、みどり市より大腸内視鏡検査にご夫婦で来ていただきました。
年に1回の大切な検査だからと、ゆったりと一日を過ごせるようにと、検査後も高崎駅のホテルに泊まれるように準備されてきたようです。とても素敵な御夫婦です。
お一人は10年以上前に国立がんセンター時代に私が担当した方でした。
群馬県で内視鏡専門のクリニックを見つけて、それが私だと知り、当院での検査を希望されて受診いただきました。以前に早期でしたが大腸がんがあり、その後の定期的な検査のために欠かさず検査を受けられているそうです。
早く検査したおかげで、元気な今があると、お二人でお話されていました。検査にも大変安心して、元気に過ごされています。
夏バテ気味のため、ウナギ(鰻:漢字のほうがおいしそうです)を食べました。
土用に合わせてお店にいきたいところですが、診療もあり、日程調整が難しいのでお弁当でいただきました。
私が育った名古屋にも有名なひつまぶしがあります。中部/関西は焼きが中心と言われています。関東は蒸し。いずれもおいしいですね。
ビタミンEも豊富で、夏の疲労回復・栄養摂取に優れていますが、脂の取りすぎは胃腸を壊します。
鰻には香の物として、奈良漬けがよくつきます。この発酵食品が、脂の消化・吸収を助け、より鰻を効果的な食べ物にしてくれます。
昔からの知恵なんですね。付け合わせも大切です。
大腸内視鏡治療を行いました
当院で病変が見つかった方です。
検査を受けることが不安で、検査そのものを渋っておられましたが、今回の結果で早期発見がとにかく重要であることがよく分かったとお話されていました。
早く受ければ検査は怖くないと納得され、今年の胃カメラ検診も予約されています。みんなにもこれからどんどん伝えたいとお話されていました。
大腸内視鏡治療には、大きくEMRとESDがあります。
大腸の内視鏡治療については受診のみなさんよりご質問がよくあります。改めてほかでご説明したいと思います。
大きな病変が見つかった時には、入院が必要な大腸ESDの治療が必要なこともあります。その場合には当院では入院治療はできないので、紹介先で治療を行っています。
群馬中央病院に紹介した場合には 日程が合えば、私も治療を行っています。
低侵襲な内視鏡治療であり、合併症を起こさないことが極めて重要です。今回も合併症なく、無事切除できました。これからも安心・安全な医療に努めていきたいです。
夏バテとなりやすい時期ですね。疲れやすいなあと思ったり、疲労が溜まってしまうこともあります。
疲れやすい時に、実はその原因が病気のこともあります。貧血もその一つです。特に女性には鉄欠乏性貧血が時々認められます。
疲労とだるさで、受診された30歳台の女性です。
食欲もあり、気持ちは元気なのに、お仕事中いつもより疲れるなあと思っていたそうです。
顔色の変化も自分ではあまり気づかなかったそうです。血液検査で明らかな貧血があり、鉄も少なくなっていました。
消化管出血の原因がないかどうか調べるため、胃カメラを行いました。大きな異常はありませんでした。ご家族に大腸がんの方がいるのと便秘があるため、大腸内視鏡も行いましたが、小さなポリープだけでした。消化管の出血は可能性がないことがわかり、婦人科を紹介してそちらも問題ありませんでした。
検査と並行して、鉄をふやすお薬を処方。最近は鉄の薬も少し飲みやすくなりました。1ヶ月ほどで、「全然疲れなくなりました。すごく元気になって、運動もできるし、よく眠れるようになりました。」とお話されていました。
心臓から全身に栄養や酸素を供給する血液の状態がよくないと、疲れやすくなります。鉄欠乏性貧血はゆっくり経過するため、なかなか気づかないこともあります。
いつもと違う疲れやだるさなどがあれば、いちど診察を受けてみることも大切ですね。
大腸内視鏡をしてポリープ切除された方が、治療後の経過チェックと結果説明のために来院されました。元々は、食欲が少なくなって、体重が落ちたことが心配で胃がんや大腸がんを気になさって受診されました。
検査ではポリープがありました。ご自身ではとても食事にも気をつかい、ポリープなんてできない体と信じて検査されていました。比較的大きいポリープでしたが、問題なく切除できました。
今回来院されると開口一番、「今まであっただるさがポリープとともに消えてなくなりました。」とのことでした。
もちろん、ポリープがだるさの原因ではないと思います。ご本人は以前から、腹部の膨満感・便通異常に悩まされていました。気になると気分もふさぎ、だるさが出てしまっていたそうです。一方で、検査を受けることについては不安が先にきてしまい、なかなか受けられなかったそうです。
ご主人が先に当院で内視鏡検査を受けられ、そのお話をきいて、ご本人も大腸内視鏡を受けられました。
結果は先の通りで、ポリープが見つかり、切除。早期発見のため悪性もありませんでした。
そのことが、ご本人の今までの悩みの種で合ったおなかの症状を消し去ったのだとおもいます。
検査を受けて、その結果大きな異常がないということを確認できた、このことがずっと気になっていた症状も気分も改善してくれたのでしょう。
検査で安心することができる、この安心感が明日への活力になっていきますね。
内視鏡治療には、方法が色々あります。EMRやESD、ポリペクトミーなど大きさや場所、病変の顔つきの悪さにより治療法を選択します。
今回、久々に胃のEMRを行いました。
久々というのは、最近では胃の腫瘍に対しての内視鏡治療はそのほとんどがESDという内視鏡専用のメスを使って切除する方法で行っているからです。主に早期胃がんが治療の対象であり、がんを取り残すことなく確実に切除するにはESDはとても良い方法です。一方で、悪性ではない良性の腫瘍で大きさも小さいものはEMRの方法も選択できます。治療時間も短く治療を受ける方の体の負担はより少なくなります。
いずれも早期発見が重要ですね。
塩焼きが鮎の醍醐味ですが
新鮮なのでお刺身もおいしいですね
7月になり鮎の季節になりました。
群馬県は川も多く簗で鮎がいただけます。
じっくり炭で焼いていただいた塩焼き。
やわらかい身のため、お好みですが骨もすべて食べられます。丸ごと残さずすべて食べられるというのは摂取できる栄養価も高くなりますね。
季節ものではありますが、これから暑くなり汗をかく時期。塩焼きで塩分もとれて、ミネラルも豊富。川面を眺めながら、いくらか涼しさを感じながらの簗の鮎。熱中症予防にも良いタンパク源ですね。
クリニックで医療安全セミナーを開催しました。
日々の診療のなかでも、常により良い医療を目指すことが私たちの使命です。診療には医療行為だけでなくスタッフの応対、お薬の説明、ご自宅での生活の指導など色々なことが総合的に含まれています。
今回外部の方に講師をお願いし、より良い医療に向けて医師・看護師・事務スタッフ一同でセミナーを受けました。
受診前よりも、気持ちも体調もよくなってお帰り頂けるようにさらに頑張っていきます。
学校医として元気な生徒さんの研究発表の場に出席しました。
今回のテーマは、睡眠についてです。
皆さんの日々の生活の中で課題となっているこのテーマについて非常に深く、そしてそれぞれの解決方法まで提案されました。大変興味深い内容でした。
当院に受診されるかたの多くが胃や腸の症状で受診されます。しかしその症状だけでなく、お話をじっくり伺うと、様々なストレスなどもあり、そのため睡眠不足もあり、その結果胃の症状がでてしまう人もいらっしゃいます。
睡眠は日中の活動や脳の高次機能に影響を与えるだけでなく、消化管など内臓にも影響を与えます。いわゆる自律神経である副交感神経・交感神経にも大きな相関があります。
「より良い睡眠」は、学校だけでなく現代社会の大きなテーマと再認識しました。
当院に新しい仲間が加わりましたので、診療後に歓迎会を行いました。仕事中の緊張感とはことなり、リラックスしてワイワイいろんな話をして親睦を深めました。
内視鏡検査や治療が多くなり、より安全に診療を行うために今回スタッフを増員しました。
5月から内視鏡検診だけでなく、企業健診や個人でのドック・健診の希望が多くなっています。
お待たせする時間を減らし、よりよい医療、安全な検査となるよう新旧すべてのスタッフで取り組んでいきます。
授業を担当している看護学校で担当テーマの最終講義をしました。
私の担当は消化器全般です。胃や大腸、小腸そして肝胆膵です。疾患のこと、検査・治療、予後など看護に必要な内容についてお話しましたが、幅広い分野であり量も多く覚えることも大変です。私の講義が少しでも役立てばうれしいですね。
ご家族やお知り合いから勧められて紹介されて検査を受けにいただいている方がたくさんいらっしゃいます。
クリニックへの紹介というと、病院や他の医院からの紹介状も多いと思いますが、そのような紹介に加えて、当院で検査を受けた方からの紹介もたくさんあります。
「検査やスタッフの皆さんがよかったから薦められてきました」
こんな言葉をいただくと、我々スタッフとしては大変うれしく、日々の医療の励みになります。私たちにも笑顔が増えますね。
ご紹介いただいた皆様に心より感謝いたしております。
その御厚意にしっかり応えられるようさらによりよい医療や検査を提供していきます。
浦岡俊夫先生に大腸がんの早期発見のための大腸内視鏡についてお話をいただきました。
浦岡先生は国立がんセンター中央病院に勤務していたころの3年ほど先輩にあたります。そして今年1月より群馬大学の教授に就任されました。後輩の私が座長をさせていただき大変学ぶことの多い講演でした。
糖尿病や高脂血症などにくらべ、がんは予防よりも健診などによる早期発見が極めて重要です。
日本の疫学から、診断と治療法についても網羅的に御講演いただきました。大変多くの医療関係の方が参加されていました。講演後の懇親会でも気さくにお話いただき、直接質問などされていました。
浦岡先生ありがとうございました。
また会にご参加いただいた皆さん、開催頂いた皆さんにも感謝申し上げます。
今年の後半がスタートです。
毎日とっても暑い日が続きます。
夜間診療所の当番医師として診療を行いました。夜になり日中の疲れが症状がでてしまった熱中症のような方や急な熱発の方など急性疾患の方が来られます。
これからも暑い日が続きます。皆さん、無理のないように、水分や休憩をこまめに摂りましょう。
国立がんセンター中央病院に勤務していた時の先輩や同期・後輩など、一緒に診療や研究に取り組んだ皆さんが現在も色々な分野や病院などで活躍されています。
その時の私の3年ほど先輩にあたる浦岡俊夫先生が本年より群馬大学消化器内科・肝臓内科の教授に就任されました。本日その就任祝賀会に出席し、お祝いの言葉をお伝えいたしました。
すでに当院で発見した早期がんの方の治療も何人もお願いしております。治療の経過や今後の消化管診療についてもお話させていただきました。
また会には、私自身以前より大変お世話になっている慶應義塾大学病院腫瘍センター教授 矢作直久先生、東京大学病院光学診療部部長 藤城光弘先生、国立がん研究センター中央病院検診センター長 松田尚久先生もお祝いに駆け付けてこられていました。多くの先生ともお話をさせていただき、貴重なお話をたくさん伺うことができました。
新しいスタッフが増えました。内視鏡検査の増加にさらに対応できる頼もしい仲間です。さらに充実した診療をしていきます。
この5月以降、自費で大腸内視鏡ドックを希望される方が増えてきました。
今年になり40歳の節目にとか、親戚・家族が大腸がんだったので、自分も症状は無いけれど内視鏡健診を一度受けたいという方の検査予約が増えつつあります。以前は会社の役員の方を会社として受けさせたい、という要望が多かったですが、健康意識の高い方が増えている印象です。がんになる前にポリープを早期発見し治療することの重要性に気づかれているのだと思います。
昨年には、会社の職員のうち希望者全員に費用は会社負担で大腸内視鏡ドックを受けさせたいという依頼がありました。大変健康意識の高い会社ですね。
経営者の方のお話を伺い、大腸がんでなくなる方を少しでも減らしたいという私の考えにも賛同頂きました。会社の職員みんなの健康を第一にというその方のお考えにしっかり協力できるようにスタッフ一同で取り組みました。精度の高い大腸内視鏡検査を、つらくない検査で行うことはもちろん、会社の就業シフトに合わせて検査できるようにも調整いたしました。
他にも、胃カメラを含めた内視鏡健診を会社で受けられるように組みたいという理美容グループもあります。一度に検査はできないので、検査日時の調整など福利厚生担当の方とも様々な相談に乗っています。
内視鏡健診、一度いかがですか?
内視鏡検査や治療のため企業の産業医の先生よりご紹介いただくことがよくあります。私自身も産業医でありますが、そのブラッシュアップのために講習を受けてきました。
今回のテーマは、がん患者さんの就労支援を考える講義です。
がんが発見された時がすでに退職後であれば仕事の心配はしなくても済みますが、40-50代など役職についている年齢の方など、就労中のがん治療は、ご本人の体調はもちろん家族の苦労や金銭面での不安をいかに社会で支援し、そして会社にとっても重要な人材をいかに治療を継続し、本人も周囲も満足できる体制を作るかにかかっています。非常に重要な課題です。厚生労働省でも島耕作など漫画のキャラクターなどいろんなリーフレットを作成して治療と仕事の両立支援に取り組んでいます。
私が以前に診療した患者さんの中にも、「どうしても仕事が忙しくて発見が遅くなってしまって。」という人が何人もいらっしゃいました。日々の仕事や家庭の事、介護の事などで忙しく、結果発見が遅れると、その後の治療も負担も大きく長期間にわたる治療が必要となる事があります。
その思いもあって、仕事をされる方・平日時間が取れない方が土日でも受診できるようにと、平日以外にも検査できる体制を維持しています。
今後退職年齢も会社によって変化することでしょう。がんの治療をする事と仕事の両立は今後も重要な課題です。
よりよい治療環境を構築できるように、その方に最適の方法・支援を提案できるように、私も役立てるように努力していきたいです。
この時は在コロンビア日本国大使館にも
お招きいただきました
この時は中南米のドクターに囲まれて
内視鏡治療を説明・指導しました
ロシアワールドカップ日本代表初戦、ライブで見ました。
コロンビア戦です。劇的な勝利で応援していて感動です。
対戦相手のコロンビア。なかなか行くことがない国と思います。
私は国立がんセンター時代に、内視鏡の指導のため、コロンビアに行ったことがあります。
その時は、治安が悪いとの事で、空港玄関に横づけの車に乗り、病院とホテルや講演会場の移動も全て車、ほぼ外を歩く事は制限されました。ホテルの目の前のマクドナルドも勝手に徒歩ではいかないようにと指示され、ドキドキしながら滞在しました。今では懐かしい思い出ですが。
いざ病院の中での内視鏡指導は、皆さん大変熱心です。中南米も胃がんが多いエリアで、ピロリ菌感染も高い地域です。ただ内視鏡診療の知識や技術は日本に比べるとまた低いものでしたが、少しでも改善しようと皆さん大変熱心に指導や講演に参加していました。皆さんに大変歓迎していただき、また国の代表としていきましたので、駐コロンビア大使ともお食事する機会もありました。
今回のコロンビア戦は、そんな懐かしさも感じながら試合を見る事ができ、相手国にも親近感がわく試合でした。
医療系学生さんに消化器の講義を行ってきました。
消化管は食べ物を通すだけでなく消化液や消化酵素の分泌、吸収など内容が多岐にわたり、講義も幅広いものになりました。
そんななか、年齢の若い学生さんが興味を強く示していたのが、急な胃痛の原因となる寄生虫、アニサキスでした。
一時テレビで取り上げられ、芸人さんが内視鏡をうけた報道がされていました。
今まで内視鏡をしていて何度もアニサキス虫体の摘除をしたことがあります。結構よくある病態ですね。
以前国立がんセンターにいた時も、病院が築地の目の前にあるため、受診の患者さんは癌のかたが多いですが、時に職員が胃痛となり内視鏡検査でアニサキスを認めて摘除したこともありました。
胃の痛みは、潰瘍や癌など他の病気の可能性が高いですが、こういった病態もあります。痛みが強いときはやはり内視鏡検査が重要ですとわかってもらえたようです。
梅雨です。最近は梅雨時期も雨が続く期間が短い気もしますね。
梅つながりですが、内視鏡を受けられ早期発見できた患者さんから梅干をいただきました。
梅雨時期の少し体調が悪くなりがちなときに、さっぱり梅味は食欲もでて唾液もでていいご飯のともです。
お米を炊くときにも梅干の種を入れるといたみにくくなるといわれています。
酸っぱい味が苦手な方もいますが、慣れると、むしろほしくなる味ですよね。
子供のころ車酔いしやすかった私は、梅仁丹や梅味のガムをよくもらいました。
なんとなくすっきりしないこの時期、すこしすっぱい梅の味、いいですね。
今日は土曜の診療日です。初診の患者さんが多く、内視鏡検査が多い1日でした。
ここ最近暑い日が続いたあと、その後の数日は朝晩が涼しかったり、少し胃腸の疲れが出やすい時期かもしれませんね。症状の原因チェックのため胃カメラ検査を希望される方が多く、お昼休みも十分取れませんでしたが、スタッフの頑張りのおかげですべての検査を行うことができました。
午後の診療終了した時にも天気が持ちました。
最近、忙しさのあまり運動不足であり、自分のためにも、診療後30分ほどジョギングをして汗をかきました。体力維持は、日々の診療のクオリテイにも関わります。
皆さんも運動していますか?ジョギングいかがでしょうか。
TOKYO MXの医療情報番組のTV取材がありました。
11時すぎから19時頃までいつもの診療風景を取材されていました。当院の内視鏡検査や治療についての取材が多かったです。
テレビなどメディアの取材は以前にもありましたが、大腸がんで苦しむ方、胃カメラや大腸内視鏡検査でつらい思いをされた方を少しでも減らしたいという思いが視聴される方をはじめ多くの皆さんに伝われば、と今回の取材を受けました。
また受診いただいた方や検査を受けられた方にもご理解いただき、またコメントなどもご協力いただき、取材クルーの方々も大変感謝されていました。私やスタッフからも患者さまやご家族のみなさまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
私たちの思いがストレートに伝わるようにテレビ局の方々にはお願いしたい気持ちです。
朝ジョギングをしました。
早朝は清々しく気持ちがいいです。
まだ少し肌寒いですが、しっかり走ると、じわっと汗が出て、代謝が良くなる気がします。
気持ちを上げて、その気分のまま診療です。
十二指腸に病変がある方の内視鏡治療を行いました。
十二指腸の内視鏡治療は、内視鏡治療の中でも難易度のたかい治療です。十二指腸は胃に比べて腸の壁が薄く、また胆汁や膵液など消化液も多い場所です。そののため、治療後の出血や穿孔のリスクが高い治療といえます。
もちろん確実に切除することも重要です。十二指腸の病気は胃がんや大腸がんに比べて頻度は低いですが、内視鏡機器や検査方法の向上により早期に見つかるようになりました。胃のさらに奥にある十二指腸であり、しっかり丁寧に検査を行わないと見つかりません。
胃カメラで反射が強い方は、観察しにくい場所ですので、十二指腸をよく見る場合には、鎮静薬をうまくつかった検査が推奨されます。
検査をお待ちいただくことが多くなっており、スムーズな検査や待ち時間の解消のために、増員のためスタッフ募集を行い、その面接も行いました。
今回の募集期間に十数名の方々より、お問い合わせをいただきました。みなさんに感謝申し上げます。
お仕事に対する熱意が大変伝わってくる面接でした。
東京で開催された日本消化器内視鏡学会総会・セミナーに出席しました。
大腸内視鏡のセッションでは診断学に関する研究発表も多く、大変実りある会でした。以前より色々な診療・研究でご一緒させていただいている内視鏡医の皆さんの発表も多く、勉強に、刺激になりました。
セミナーでは、国立がんセンターの時に一緒にお仕事をさせていただきました松田尚久先生の講演を拝聴いたしました。
拡大内視鏡を用いた大腸腫瘍や大腸がんの診断や、当院でも行っているcold polypectomy など治療に関する最新の情報満載です。日々の診療や検査にフィードバックし、より良い治療を行います。
消化器の症状の一つに便秘があります。
実際には症状の一つというレベルではなく、非常に多くの方が便秘や便通異常に悩んでおられます。
便秘にはいろいろな治療法がありますが、水分をうまく摂取することも重要です。
すこしあたたかいお茶を摂る、お茶の効果とともに、ゆったりとリラックスする時間を確保する、このことが自律神経の安定につながり、スムーズな排便につながります。
便通にも、胃腸にも効果のあるおいしいお茶を茶葉専門店で選びました。種類も多く、淹れ方の違いや体調によっても味わいは異なるでしょう。
少しあたたかいお茶は体を温め、胃腸が動いて食欲もでます。歴史あるお茶の文化を楽しみながらゆっくりしたいですね。
今年も高崎内視鏡検診がスタートしました。昨年から始まった内視鏡検診です。高崎市に限らず、全国多くの自治体で取り組みがスタートしています。ダブルチェックシステムなど有用な取り組みがされています。
早速検査を希望の方が来られています。受けられる対象の年齢等があります。専用のシールが送付された方は検査が可能です。
ラジオ高崎(RADIO TAKASAKI FM76.2)の方々がインタビューに来てくれました。
アナウンサーの方々が来られ、桐山クリニックで行っている内視鏡検査や治療についてお話をしました。
大腸内視鏡や胃カメラがつらくなく受けることができること、早期発見がとても大切であることをお伝えしたいと思います。
インタビューの模様はラジオ高崎(FM76.2) 朝ワイド「あさラジ」:この街と生きていくのなかで放送されます。
1回目 6月4日 朝8時20分~27分
2回目 6月11日 朝8時20分~27分
お楽しみに!
桐山クリニックには、渋川市からも多くのみなさまに内視鏡検査や治療を受けに来ていただいております。
渋川市には伊香保温泉という素敵な温泉・旅館があります。今回そちらで、医療についての会議と懇親会を行いました。
参加されたみなさまより活発な意見を頂きました。ジェネリック医薬品など処方に大きく関わる薬剤師の方や、実際に胃カメラや大腸内視鏡など内視鏡検査を受けられた方の忌憚のないご意見を頂きました。今後の診療の参考にしたいと思います。
先日のweb講演について、群馬県のいろいろな病院の先生よりコメントを頂きました。
実際の内服薬の使い方についての質問、最新の診療データとその捉え方や以前の内服薬との違い、内視鏡治療(ESD)治療時の内服選択など、貴重なコメントや質問をいただきました。ありがとうございます。質問についてはそれぞれお答えをお伝えさせていただきました。外科向けの講演会でしたが、実際には内科や外科問わずコメントをいただいており、多くの方に視聴いただけた事改めて感謝いたします。
大腸内視鏡検査をたくさんご希望いただくようになっています。症状があるかたに少しでも早く検査を受けていただけるようにスタッフ一同取り組んでいます。
ただ以前に比べて予約が入りにくくなってきております。検査までなるべくお待ちいただかなくてもいいように、ミーティングを行い、曜日と時間で調整し検査枠を増加しました。よりよい診療について日々改善を図っていきます。
桐山クリニックでは予約をいただいた方を優先的に検査や治療ができるように診療を行っています。
また急な症状で受診される方も多くいらっしゃいます。地域の医療機関として急な症状がある方にもできる限り対応しています。スタッフも一緒に頑張ってくれています。
内視鏡検査や健診の方も多いため、少しお待ちいただくこともありますが、一人ひとり丁寧に診察することを心がけて、大腸がんで苦しむ人をゼロにすることをめざして日々努力しています。
インターネット配信で行うWeb講演会の講師をご依頼いただき、その講演を行いました。
いつもの講演会では演台に立ちスライドを指したりしながらお話をさせていただきますが、今回は違います。いくつものカメラに囲まれて、そのカメラに向かって講演をしました。
いつもの講演会では、目の前に話を聞いてくれている人がいますが、今日はTVのニュースキャスターとおなじ様に、目の前にはテレビカメラだけで、その配信先にいらっしゃる視聴していただいている方への講演です。
はじめは緊張しましたが、途中からは講演に集中してお話したので、緊張感はいつのまにかなくなりました。
増加している逆流性食道炎、ピロリ除菌、胃がん治療について桑野博行先生の司会のもと、たくさんお話させて頂きました
終わった後は少しリラックスして、桑野先生と記念撮影もさせていただきました。ありがとうございました。
クリニックで午前中は検査や診療などを行いました。午後には、ダブルバルーン内視鏡が必要な特殊な治療を依頼されて群馬中央病院でその治療を行いました。
ダブルバルーン内視鏡は内視鏡先端に専用のバルーンを2個装着した特殊な内視鏡です。レントゲン室で透視の機械を使いながら、内視鏡処置を行っていきます。通常の胃カメラでは到達できない腸まで挿入することが可能です。
その治療の後には、夜には前橋市内で講師として内視鏡治療の講演を行いました。
またその後の懇親会場では、いつも診療連携で大変お世話になっております高崎総合医療センターの先生方にもお会いし色々とお話させていただくことができました。
大変忙しい一日でしたが、診療も治療も講演も大変充実した一日でした。
大変多くの患者さんに受診していただいています。
消化器を専門としたクリニックとして、胃腸の症状や腹痛・血便などの検査や治療、そして胃カメラや大腸内視鏡を中心とした診療をしています。他にも食欲の低下や飲み込みにくさ、喉の違和感・つかえ感、便通の異常、便秘、風邪や蕁麻疹など受診される方の症状や疾患は多岐にわたります。
消化器の病気だけでなく、医師として、受診される方の症状を少しでも改善できるように努めています。
また一度受診された方の多くから、ご家族やご友人をたくさん当院に紹介して頂いております。開院してまだ1年ちょっとですが、信頼される医療が少しずつできているのかなっと思い、ご紹介いただくたびに、本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
どのような症状であっても、たとえ当院では完結しない疾患であっても、しっかりお話を伺って、皆さんにとってより良い明日になるように、誠実に診療を続けていきたいと思います。
スタッフ他よりチョコレートを頂きました(写真撮り忘れました)。
チョコレートはご存知の通りカカオがたくさん入っていて、糖質も摂取できます。
たくさんの内視鏡検査をした後など眼精疲労にも非常に有用です。
最近のチョコレートは甘すぎず、体にいいとこどりのような食品といえます。
胃にも負担の少ない食品です。もちろん食べすぎと虫歯には要注意ですが・・・
祝日のため、リフレッシュにスキーに行くことにしました。
群馬から新潟や長野方面に少し車で走ると、それぞれ趣のある難易度が様々なスキー・スノーボードコースがたくさんあります。
学生の時に比べると、年に数日しか滑っていませんが、その都度色々なスキー場を目指して楽しみに出かけます。
今回は比較的緩やかなところに行きました。
大変運動量もあるスポーツで、下半身をしっかり鍛えるには良い運動です。またバランスや普段使わない下肢の内転系の筋肉が鍛えられます。
お昼の休憩をしていると、「ひょっとして桐山先生ですか?」と声をかけられました。
昨年秋に、当院で大腸内視鏡検査と治療に来られた患者さんでした。こちらの近くに住んでいるとのことで、体調がよく、ご家族でスキーに来ているとのことでした。
患者さんとして来られた方が、元気になり、楽しい毎日を過ごしていらっしゃるのは医師として大変うれしいことですね。
米国での国際学会にて
医療は日々進歩しています。国内外の最新の医療にも目を向けてより良い医療を行うことができるように心がけていきたいと思います。
1月にはシンガポール国立大学内視鏡教授のChiris Khor 先生とお会いし、日本とシンガポールの医療について意見交換することができました。Chiris Khor 先生は内視鏡医療の分野で世界的に有名な先生です。国立がんセンターに私がいた頃に日本の医療について見学に来られ、その頃より交流させていただいております。国際学会でお会いすることも多い先生です。
いつもの診療日程では、なかなかお会いすることができませんが、なんとか時間を作って、いろいろと教えていただくことができ、意見交換できました。
シンガポールはアジアの金融都市、ハブ空港としても有名ですが、その発展とともに、医療も極めて先進的な取り組みをしています。
世界で求められている医療がどのような方向に進むのか、世界の内視鏡リーダーとの意見交換も、今後の診療に役立てていきたいとおもいます。
クリニック新年会です。まだまだ寒い日が続きますが、今年もみなさんに満足いただける最高の内視鏡診療を行っていけるように、チームとして取り組めるようにスタッフみんなで親睦をはかりました。
診療中とは異なり、みんなリラックスした中で楽しく飲んで、話をして、明日からの診療についてもみんなでいろんな意見を交わしました。
夜からの雪がまた積もりました。かなりまとまって降り積もった印象です。
朝早くスタッフが駆けつけてくれました。みんなで駐車場の雪かきを行い、診療時間には全面利用できるようになりました。本当に頑張ってくれるスタッフ一同に感謝です。
雪のため来院される方も少ないのかなと思っていましたが、患者さんも9時から受診頂きました。みんなで準備してよかったです。
大雪は勘弁してもらいたいですね。
済生会前橋病院副院長の細内康夫先生にご訪問いただきました。病診連携で大変お世話になっております。
当院で検査を受けられ胃がんや大腸がんが見つかった方の手術や、胆のう結石などの方の手術治療をお願いしています。
手術など必要な患者さんには、ご自宅の近くやそれ以外でも、また国立がん研究センターなどの専門施設でも、どこでもご希望の病院を紹介できるように、様々な病院と連携体制をとっています。
夜間診療所の当番医として診療を行いました。時節柄インフルエンザA の発熱患者さんが多いですね。今は検査をするとすぐに感染の有無をチェックできる優れた検査キットがあります。
治療法も確立しており、この時期の熱発治療が変わりました。
ただ、1番大切なことは自身の免疫力や体力を向上させ感染しないこと、そして感染しても重症化させないことです。栄養価の高いものを摂取し、十分な休息をとることですね。
2018年の桐山クリニックの診療が始まりました。初日から大腸内視鏡検査も治療も行い、忙しいスタートとなりました。
今年も多くの患者さんに満足いただける医療を、安心できる信頼のある医療を心がけて、日々診療に努めたいと思います。
今年も宜しくお願いいたします。
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