桐山クリニック　ブログ　(2025)

本年もESDハンズオンセミナーが開催されます。

若手の先生からある程度治療を経験された先生まで大変多くの方が参加されます。昨年は台風の影響で参加者の安全のため延期となっておりました。きっと素晴らしいセミナーになることと期待しております。

今回講演とハンズオン講師を担当します。クリニック診療は午後休診となります。

2025年大阪万博に行ってきました。

大変大勢の方、特に海外からの参加者と思われる方も多く、また大阪近隣の学校の生徒さんの参加も多く見受けられました。

木造の大きな〝リング″や諸外国のパビリオンなど日本に居ながら色々見識を広げるよい機会と思われます。

また大阪のごみ処理埋め立て地上に建設したり、リサイクルを考慮して構造物を作るなど、SDGsとして医療にも関わる重要な課題を垣間見る良い機会でした。

日本で行われる大きなイベントであり、さらに日本が注目されより良い発展をする良い機会になればと期待します。

2025年4月より検査医師の体制を拡充します。

桐山・市島・牧口・関口・桑原の計5人体制で待ち時間の少ない検査を目指していきます。全員が国立がん研究センター中央病院にてがん診療に従事して豊富な経験を持っています。

また外科診療医師も4名となり、消化器疾患について内科・外科の総合的な判断をすみやかにできる体制を整えています。

消化器がんは早期発見が治療を行う上で非常に重要です。以前勤務していた国立がん研究センターは日本のがん情報を集積し診断から治療までの大きなデータベースを作り、医療者や一般向けに情報発信しています。

当院桐山クリニックの消化器がんの発見数やその詳細を確認する作業を行いました。

2024年においては、大腸がん　35人（結腸13/直腸22）/胃がん　9人/食道がん　1人/膵がん　1人の結果でした。以前より大腸がんが見つかる方が多く、その中でも直腸がんが見つかる方が多かったといえます。ただ大腸癌でも内視鏡治療（EMRもしくはESD）で治療完了した方が15名、胃がんでも4名と、早期発見すれば切らずに治せます。やはり早期発見・早期治療が重要です。

2024年1月から12月の1年間の内視鏡件数は全体で6199件で開院後最も多い年となりました。

胃カメラ（上部内視鏡）　3804件

大腸カメラ（下部内視鏡）2395件

内視鏡治療/手術　　　　  1043件でした。

検査医師も桐山・市島・牧口・関口の4人体制で待ち時間の少ない検査を目指しています。

また外科診療医師も3名います。多くの診療日に複数医師で診療が可能です。

診断が難しい方や治療選択肢の選定など、検査結果についても院内で討議できる体制となっています。いつでもご相談下さい。

皆さん　明けましておめでとうございます。

今年の診療を開始しました。

信頼ある医療を提供し、安全で正確な内視鏡検査を行うようにスタッフ一同努めてまいります。

今年も宜しくお願いいたします。