大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック
医療法人 桐山クリニック
〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)
診療時間 | 月・木・金 9時から18時 火 9時から13時 土・日 9時から16時 (当院は予約制です) |
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休診日 | 水曜・祝日 |
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大切なことは早期発見
胃のバリウム検査は、健康な人が健康診断の一つとして受ける検査です。
バリウムと発泡剤を内服し、専用のレントゲンの機械を用いて行います。
放射線を通さないバリウムと胃の中のガスにより胃の内側の凹凸を影絵のように映し出す検査です。
ほとんどの検査は放射線技師が検査を行い、撮影した画像をその後に医師が判定して異常があるかどうかをチェックします。そのため内視鏡検査とは異なり、医師以外でも検査を行うことができるメリットがあり、健診センターなどで多く行われます。
しかし、内視鏡検査のように超早期で発見することがむずかしいことや、組織検査ができないなどデメリットがあります。また影絵の要領ですから、どうしても写らない部分があったり、胃の膨らみが悪かったりすると正しく評価できないことがあります。
胃の粘膜表面を直接観察することができる内視鏡検査の方がバリウム検査に比べて、病変の早期発見という点でメリットがあります。
早期発見のために
正しい内視鏡を受けましょう
日本の胃がん検診受診率は、男性46.4%、女性35.6%(平成成28年 国民生活基礎調査(厚生労働省)より)と低い水準にあります。その中で毎年バリウム健診を受けている方は、非常に健康意識の高い方と言えます。
当院の内視鏡検査で胃がんが見つかり、手術で完治された方の中にも、それまでバリウム健診を毎年欠かさず受けていた方もいます。
20年以上前に受けた胃の内視鏡検査が辛くてその後はバリウム検査にしていたそうです。内視鏡検査が不安で今まで受けていませんでしたが、胃のあたりに違和感があり、周りに相談され、桐山クリニックのつらくない内視鏡検査をすすめられて、検査を受けられました。
その内視鏡検査で早期の胃がんが見つかりました。早期ですが内視鏡治療で完治できるレベルを超えており手術が必要なレベルの胃がんであったため、その後胃を2/3切除する手術を受けられました。幸い転移もなく早期発見でしっかり治療できましたが、「毎年バリウム健診を受けていたのに、どうして?」、と話されていました。
最近ではピロリ菌の除菌治療が全国的に行われています。ピロリ感染があった方も除菌治療により胃炎は改善しますが、ピロリ感染の痕跡である萎縮粘膜が残ります。その粘膜から胃がんは発生しやすく、さらにピロリ除菌後の胃がんは、見つけにくいという問題点があります。ますます正確な内視鏡検査が必要となります。
胃がんの早期発見には、やはり胃カメラ(胃内視鏡検査)が有用です。苦痛のない検査はもちろんですが、何よりもまず、精度の高い正確な見落としのない内視鏡検査を定期的に受けることが早期発見につながります。私の周りの消化器を専門とする医師でバリウム検査を受けている人はいません。皆、ドックで内視鏡検査を受けたり、症状がある時に正しく検査を受けています。
以前に内視鏡検査でつらい思いをされた方は、検査を受けることが嫌になってしまい、その結果胃がんの発見が遅れる原因になりかねません。
正しい内視鏡検査を受けていただき、「胃がんで苦しむ人を少しでも減らしたい」その一心で、診療にあたっています。
以前に辛い思いをした方でも楽に正しい検査が受けられるような取り組みを行い、精度が高くしかも苦痛のない内視鏡検査を受けていただけるように桐山クリニックではさまざまな工夫をしています。
食事を食べないで来院いただければ、病状の程度により当日検査にも対応しています。
まずは一度お問い合わせください。
桐山クリニックでは胃カメラや内視鏡健診を行っております。
食道や胃など気になる症状がある方は、遠慮なくお問い合わせ・ご来院ください。
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