大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック
医療法人 桐山クリニック
〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)
診療時間 | 月・木・金 9時から18時 火 9時から13時 土・日 9時から16時 (当院は予約制です) |
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休診日 | 水曜・祝日 |
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早期発見のために
正しい内視鏡検査を受けましょう
胃がんは医療最先進国の日本でも、まだまだ罹患率も高く、命にかかわる病気です。ピロリ菌感染による慢性胃炎も大きな原因です。
年齢が若い方にも見つかることもあり、進行が早いのが特徴です。そのため、手術や抗がん剤治療など仕事を制限して治療しなければなりません。治療費も高額です。
胃がんも、早期発見することができれば、再発なく完全に治癒(根治)できます。また治療期間も短くてすみます。何より治療後も病気が見つかる前と同じ生活ができます。
桐山クリニックでは『定期的に精度の高い内視鏡検査を受けること』が重要と考えています。定期的に正しい内視鏡を受けることが胃がんの早期発見につながり健康的な毎日の基礎となります。実際に当院で内視鏡検査を受け、早期発見できたことで、胃を切ることなく、根治できている方がたくさんいらっしゃいます。
内視鏡検査がつらいものでは定期的に受ける気持ちにブレーキがかかります。症状がある時にも検査がつらくなければ、すぐに受けてみようという気持ちになります。
桐山クリニックでは、
・楽に受けられる、つらくない胃カメラ
・正確で、診断精度の高い胃カメラ
にこだわり、様々な工夫をしています。
日本人に多い慢性胃炎の
胃がんは見つけにくい
桐山クリニックでは、すべての内視鏡検査を豊富な経験と高度な技術を持つ内視鏡の専門医が責任をもって行います。
どこでもそうじゃないの?と思われるかも知れませんが、胃カメラは多くの病院・クリニックで行われる一般的な検査ではあるものの、その検査精度には差があります。
胃がんを見つける胃カメラ検査は実は非常に難しい検査です。伸び縮みする胃の中で、角度のある胃の壁から早期に胃がんを見つけることは非常に難しいのです。そのため胃がんをあまり見つけたことが無い検査医が行った場合、検査中に病変が写っていても気付かないこともあります。
国立がんセンター中央病院で内視鏡診療をしていた時は、毎日行われる全ての内視鏡治療や手術となる患者さんの内視鏡画像やレントゲン・CT画像をチーフとしてチェックしていました。治療に関わる外科医・内視鏡医・放射線医・病理医の前で全ての診断を説明する担当であり、しかも海外からのドクターが見学中は英語で説明です。日本で最も治療を行っている病院であり、当時で胃がんの内視鏡治療を受ける方が年間400人以上、手術となる方も400人以上でした。内視鏡検査数も10000件近く、その1つ1つをチェックするため毎日大変遅くまで病院でチェックしていました。その時の経験と知識を生かして、今も全ての検査に取り組んでいます。そのため他で見つけられなかった方や診断がつかなかった方、精密検査を希望されて受診される方がいらっしゃいます。
胃カメラはつらくなく検査をすることも大切ですが、何よりも正確で精度の高い検査が早期発見には欠かせません。その精度があるからこそ、医師や看護師さんなど医療関係の方を含め、多くの方に検査を受けていただいているのだと思います。
その期待に応えるように、最新の知見を取り入れながら日々内視鏡検査を行っています。
先ほどまでわかりにくかった早期胃がんこのような見つけにくい胃がんも
最高水準の診断技術で早期に発見できる
桐山クリニックでは、すべての胃カメラ検査で最新のハイビジョンモニターを使用し、内視鏡検査に特化された環境で検査を行っています。
胃粘膜を内視鏡で観察するときには、その粘膜の色の違いや粘膜表層の細かな小血管の密度、その血管の太まりなどの変化に注意しながら病変を見つけ、さらに診断していきます。
検査を受けられる皆さんに安心して検査を受けていただくために、精密かつ、つらくない無痛内視鏡検査をおすすめしています。当院の無痛内視鏡検査を受けられた方は、『正しい内視鏡検査はこんなに楽なんだ』『イメージが変わった』と話され、皆さん次も無痛内視鏡検査を希望されます。ほとんどの方が受けられるこの無痛内視鏡検査には最新の拡大機能による診断が可能なハイビジョン内視鏡を使用して最高の画質のもと検査を行っています。
最高画質下で観察することで、病変が腫瘍であるのか、悪性のがんであるのかどうか、手術が必要か、それとも内視鏡で切除できるのか、適切な判断をする上で非常に有用です。
内視鏡を受けられる方の中には、薬のアレルギーや内服されている薬の内容などにより、鎮静薬が使えない方や経鼻内視鏡を強く希望される方もいます。その方にもより良い検査を受けていただくように工夫をしています。富士フイルム社の最新のレーザー内視鏡を使用して検査を行います。細いカメラになると光量が足りず、胃の中が暗くなってしまいがちですが、当院で採用したシステムは光量も十分で胃の中がよく見えます。また胃炎や早期胃がんの診断に有用なLCI技術も導入済みです。
国立がんセンター中央病院でも両社の内視鏡の評価と開発や機器の改善に関わっていました。当院で検査を安心して受けていただけるように国立がんセンターと同じシステムを導入し、内視鏡のトップメーカーであるオリンパス社と富士フイルム社の最新のシステムを両方十分に使用できる体制を整えています。クリニックでこの体制を整えられているところはほとんどありません。県内では当院だけであり、どの方でも正確な内視鏡検査を受けることができる特別に導入された内視鏡です。
リラックスして受けましょう
検査の不安はなんでもお話ください
良い胃カメラを受けていただく工夫は、検査の前から始まっています。
当院で継続して胃カメラを検査されている方の中には、胃カメラを飲む(検査を受ける)のが上手な人たちが、たくさんいらっしゃいます。
皆さん、「慣れたからだよ」と言われますが、でもその方たちでも以前は、大変辛い思いをしたという方もいます。みなさんに伺うと、『信頼してリラックスして検査を受けているからつらくない』ということだそうです。
検査に対する不安は、その多少の差はあっても、皆さんが持っていると思います。その不安な気持ちを信頼に変えて安心してリラックスしていただけるよう、私もスタッフも、みなさんからお話をうかがい、少しでも良い検査、つらくない苦痛のない検査を受けてもらい、そしてホッとして安心してお帰りいただく、その一心で検査を行っています。
不安な気持ちを少しでも解消して、検査の前からリラックスした気持ちで検査を受けていただいています。そしてこれからも皆さんの信頼となるべく最高の技術で、最高の診断をするように一人ひとり確実に検査を行っています。
桐山クリニックでは、内視鏡検査に精通した優しい看護師さんが明るく声をかけてくれます。不安なことは何でも相談してください。背中をさすったり、中国の先生の直伝の反射を抑えるツボなどもあります。皆さんに安心して検査を受けていただいています。
多くの実績と経験に基づく
安全でつらくない内視鏡
緊張の強い方や初めて検査を受ける方など、胃カメラの時にはのどやおなかのつらさが出やすくなります。そのため、桐山クリニックでは、少しウトウトする程度の鎮静剤を使用してつらくない検査を行っています。患者さん一人ひとりに適した量のお薬を調合して、体に優しいつらくない検査を心がけています。
今まで多数のつらくない無痛胃カメラの経験をもとに、あなたに最適の量のお薬を調節して、精度の高い内視鏡検査を、少しでも苦痛なく検査できるように目指しています。さらに当院は、より安全、安心した鎮静麻酔を行ことができるよう、多数の麻酔経験がなければ認められない国家資格である麻酔科標榜医の資格を有しております。そのため安心して最新の内視鏡検査を受けることができます。
国立がんセンターで内視鏡をしている時から、少しでも内視鏡が安全でしかもつらくないようにと自ら開発した鎮静麻酔方法は、世界的に権威ある雑誌に掲載され、さらに日本内視鏡学会の鎮静ガイドラインにも掲載されています。安全に安心して検査を受けることができます。
Kiriyama S, et al. Journal of Gastroenterology 2010, Volume 45, Issue 8, pp 831-837
内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン 引用文献番号56 日本消化器内視鏡学会雑誌第55巻12号3822-3847
胃カメラの時、喉はとても敏感です。でも普段食事では、もっと大きな塊を飲み込んでいるのに、どうして胃カメラでは喉がつらいのでしょうか。
緊張が強いことがまず第一。そしてもう一つは、喉の反射です。健康であるからこそ起こる生理現象です。
食べ物の場合には、喉を通った後飲み込んでしまうので喉から塊が消えてなくなりますが、胃カメラはそのまま喉に残ったままです。その喉の反射は喉の入り口から食道の20cmまでくらいには特に反射が強く出る場所があります。反射なので、体の反応であり生きている以上正常な反応と言えるのですが、内視鏡検査の時にはこの反射がやっかいでオエっとなる原因です。そこに物がある限り違和感が残ります。局所麻酔をしても圧迫感は消えません。
国立がんセンターで診療していた時、多くの胃がんや食道の患者さんを検査する中で、その部分をいかに反射を出さずに通過し、その後の検査もスムーズに検査できるにはどうしたら良いか日々考え少しでも検査がつらくないと言われるように内視鏡をしていました。何人かの患者さんに、『今回の検査は楽だった』と言われる方法、つまり検査をしていても反射がほとんどでない方法があることがわかりました。大多数の患者さんに教えていただいたような発見です。この方法で検査をすることで、かなりの苦痛が改善され、反射が少なくなります。
また喉の麻酔でも気持ちが悪くなる人もいます。喉がしびれて、麻酔が切れるまで喉が腫れたような、なんとも言えない感覚が残ります。また喉の麻酔にはアルコールが添加されており、アルコールが苦手な方はその辛さも出てしまいます。
喉の局所麻酔に使う薬剤にアレルギーがある方や喉の麻酔がとにかく辛い方など、そのような方の検査の実績もあります。少しでも良い方法のためできる工夫をしています。
当院では内視鏡前に詳しく診察させていただき、一人ひとりにあったつらくない内視鏡検査のため、喉の反射をうまく減らしたり、楽に検査を受ける方法もあります。
ぜひ、一度ご相談ください。
当院のつらくない内視鏡検査を受けに来られる方の中には、以前受けた検査が鼻のカメラでかなりつらい思いをした、という方もいます。
胃カメラ検査では、食道・胃・十二指腸とカメラを進めていきますが、鼻用の細いカメラを十二指腸に進めるときには、その柔らかさのため胃を押しながら、その力で十二指腸に進んでいきます。この時に胃が押されるような、お腹が張るようなつらい感じが出てしまいます。
また胃のこまかな病変を見るためには、胃のひだをしっかり伸ばして検査します。胃がしぼんでいては見えません。良い検査のためには十分な程度に胃に空気を入れて胃を広げることが必要です。特にスキルス胃がんと言われるような胃体部に硬さの出るがんの場合には、胃の広がり方が診断の根拠になります。ただこのように胃を空気で広げる時には、どうしてもげっぷが出そうになります。人工的に胃を広げるので苦しさが出ます。その苦しさつらさをなくすには麻酔・鎮静をして検査することがお勧めです。ピロリ感染のある人や除菌治療された方、ご家族にがんや消化器の病気のひとがいる場合など胃がんのリスクが高い人は、定期的な検査をすることが早期発見と早期治療につながります。少しでもつらくない苦痛のなく内視鏡検査を受けて、安心した毎日を過ごしましょう。
リカバリーや待合も内視鏡検査を受ける皆さんがリラックスできる環境作りを
胃カメラを定期的に受けられる方が非常に多くなりました。検査の日ぐらいはゆったり、安心して検査を受けたいものです。
検査前のリラックス、検査中のリラックス、そして検査後もリラックスと良い気分で定期的な検査を受けてもらえるように、高度な技術と最新の内視鏡機器、そして検査前後ともにゆったりできるようなリカバリールームを完備。検査や治療を安心して受けられる環境を整えています。
当院には、群馬県内はもちろん、埼玉県や栃木県、東京都、長野県など関東近県から検査や治療を受けに来られる方がたくさんいらっしゃいます。正しい内視鏡検査を受けたい方、他で受けた検査でとても苦しくて辛かった方が日本各地より検査・相談に来られます。知り合いの先生を通じて海外から自費で検査に来られる方もいらっしゃいます。
設計段階から内視鏡専門施設としてのこだわりを持ち、設計したクリニックです。検査室だけでなく、検査後のリカバリールームも十分に設け、スタッフの目が常に届くように配置しています。安心して快適に検査を受けていただけるよう配慮しております。
安心できるつらくない無痛内視鏡検査を受けたあとも、当院の内視鏡検査専用にアレンジされたリラックスできるリクライニング機能付き内視鏡専用ベッドのまま、歩くことなく、ゆったりとしたリカバリールーム(回復室)へご案内できます。検査後転んだりする心配もありません。検査後ゆったり落ち着くまでリラックスして休むことができます。
桐山クリニックではつらくない内視鏡検査で胃がんや食道がんの早期発見につとめています。
食道や胃など気になる症状がある方は、遠慮なくお問い合わせ・ご来院ください。