大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック

医療法人 桐山クリニック

〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)

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Colonoscopy

大腸内視鏡(大腸カメラ):下部消化管内視鏡

本当はつらくない大腸内視鏡検査をすべての方へ – 桐山クリニック(高崎・群馬)

大腸(結腸/直腸)/回腸末端を観察・評価します

大腸内視鏡検査は、その名の通り大腸の中を観察して検査します。
大腸は結腸と直腸があります。大腸内視鏡検査では、大腸の一番奥である盲腸まで内視鏡を挿入し、そこから少しずつ引き抜きながら、盲腸→上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸→直腸と観察していきます。
一般に「盲腸ですね」といわれて手術をするのは急性虫垂炎のことであり、この内視鏡観察でいうところの盲腸とは異なります。)

食事として摂取され、消化吸収を経たものが、回腸から大腸の中に届きます。
大腸は水分の吸収を行いながら、腸の蠕動運動で便を移動させる役割を持っています。

大腸内視鏡検査の時には、大腸内の便が残っていると、観察が不十分になりやすく、洗浄も必要となり、検査時間も長くなってしまいます。

特に大腸腫瘍の中で重要な平坦な病変は、便が残っていると見落としやすくなります。また正確な診断のためには少しでも腸のなかがきれいになっていることが望ましいでしょう。

そのため、大腸内視鏡検査では、検査前に検査専用の洗浄液を内服していただき、大腸内をきれいにしておく必要があります。

大腸がん/大腸ポリープ/潰瘍性大腸炎/虚血性腸炎などを調べます

大腸の病気では、血便・便通異常(下痢・便が細い・便秘)・腹痛などの症状が出やすい器官です。大腸でも出口(おしり)の近くの病変の場合には、病気の早い時期から症状が出ることがありますが、盲腸や上行結腸などの病変では、症状が出た時にはかなり進んだ状態のこともあります。

便潜血で見つかった早期大腸がん
早期発見によりお腹を切ることなく
内視鏡で完治が可能

大腸がん/大腸ポリープ

大腸がんは罹患・死亡数とも多い疾患です。
日本のがん死亡のうち、女性でもっとも多いのが大腸がんで、男性では肺・胃についで3番目に多くなっています。 
(2016年データ、国立がん研究センター、がん情報サービスより)

 

大腸にはその粘膜から発生する、腺腫という良性のポリープが比較的よくできます。この腺腫性ポリープの一部が悪性化して大腸がんになります。また大腸の正常な粘膜から直接がんが発生するものもあります。


大腸がんが進行した状態となれば、手術治療や抗がん剤による治療が必要です。内視鏡検査や技術の進歩により、早期発見ができるようになりました。また早期に見つかれば、手術よりも体の負担の少ない内視鏡治療で完治することができることが多いのも大腸病変の特徴と言えます。
上記のデータを見ると、まだまだ多くの方がなりやすいがんといえますが、やはり早期発見・早期治療が重要と言えるでしょう。

 

大腸ポリープや大腸がんの多くは肛門に近い直腸やS状結腸に発生するといわれています。内視鏡検査でもカメラを入れていくときも抜くときも重点的に観察していきます。

このような頻度の高い大腸がんでも正しい内視鏡を定期的に受けることで早期発見できます。
さらに大腸がんを早期に発見できれば、お腹も腸も切ることなく、しかも大腸がんを確実に切除し治療することができます。つまり、正しい内視鏡検査で大腸がんを早期発見できれば、見つかる前と変わらぬ生活ができます。

血便や下痢の繰り返しは
腸の慢性炎症の可能性があります

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/クローン病など)

大腸内視鏡は、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の内視鏡診断にも非常に有用です。

潰瘍性大腸炎やクローン病も下痢や血便の原因の一つであり、症状や内視鏡検査などから総合的に診断し、治療を行います。

また最近では多くの腹痛や下痢の原因とされている過敏性腸症候群の診断にも内視鏡検査は重要な役割を示しています。大腸にその腹痛や下痢の器質的な原因がないことが過敏性腸症候群の診断に大きく関わってきます。

このような機能性の疾患の診断には、病変がないことが診断につながっていきます。
腸の疾患においては、腫瘍など病変があることだけでなく、病変がないことも診断・治療の重要なポイントであり、その確認のためには正確な内視鏡検査が必要です。

また、正確な検査を受けて「異常がない」とわかることで、皆さん安心されて、笑顔になります。不安な気持ちは症状を悪化させたり複雑にしますが、〝異常なし″の言葉で安堵され、症状もよくなって、健康的な生活に戻ることができる方がたくさんいらっしゃいます。

ぜひ、正確な内視鏡検査を受けましょう。

大腸憩室
便通異常や腹痛の原因となることも

便秘/慢性腹痛

便秘は非常に多くの方が抱える症状です。

桐山クリニックに受診される方も、程度の差はありますが、かなり多くの人が便秘に悩まされています。

便秘ですぐ大腸内視鏡することはありませんが、たかが便秘と言って侮ってはいけません。

便秘のため、長期間にわたり下剤の内服をしていると大腸粘膜が黒く変色してしまいます。徐々に下剤に対して耐性ができてしまい、時々内服すれば排便があったものが、毎日内服しないと出なくなり、通常量では効かなくなったり、とかなり大変な人もいます。

また、下剤に頼ると便はゆるく出ますが、長期にゆるい便になれてしまうと、便に異常をきたした時に気づかない恐れがあります。

また慢性の腹痛/腹部の鈍痛の原因に憩室症が関わっていることもあります。

憩室は大腸の壁にくぼみがある状態で、個人差がありますが年齢とともに増える傾向があります。憩室には便の塊が詰まって周囲に炎症を起こすことがあり、急性の憩室炎や慢性的な腹痛の原因となることがあります。また時に憩室から出血を起こし、下血の原因ともなります。

お腹の症状は日々の生活の中でよくなっていくものもありますが、その症状の中に時に悪化するものや予防できるものがあります。

そのような診断のためにも、大腸内視鏡検査を行います。

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代表医師紹介

桐山 真典

医学博士

消化器内視鏡専門医・指導医

消化器病専門医ほか・・・