大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック

医療法人 桐山クリニック

〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)

診療時間
月・木・金 9時から18時
火     9時から13時
土・日   9時から16時
(当院は予約制です)
休診日
水曜・祝日
Colonoscopy

大腸内視鏡(大腸カメラ):下部消化管内視鏡

本当はつらくない大腸内視鏡検査をすべての方へ – 桐山クリニック(高崎・群馬)

大腸ポリープを切除する必要性

腺腫性ポリープ

 

大腸内視鏡検査でポリープを認めた場合には、ほとんどの方が切除治療を希望されます。

切除をしないで体内に腫瘍やポリープを残すことは気分がいいものではありません。病変を残したまま、日々生活を過ごすことは、心理的な負担にもなります。

大腸ポリープは大きく腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられます。腫瘍性ポリープは小さい段階では良性の腺腫であったものが、徐々に大きくなり腺癌(大腸がん)になると考えられています。

近年、その大腸がんは増えてきています。最新の日本の全国統計でも、大腸がんによる死亡数は、男性では第3位、女性ではすでに第1位となっております(2017年データ, 国立がん研究センター がん情報サービスより)。食生活の欧米化などその原因が推測されていますが、実際に日々診療を行っていても、大腸ポリープだけでなく、大腸がんの患者さんが多くなっています。肉食中心の生活ではない人でも便秘傾向の方、タバコを吸われる方、運動をする習慣の少ない方などには大腸ポリープやがんが多くなる報告があります。

安全な切除とその定期フォロー

ポリープを切除した時には
その定期フォローも忘れずに!

 

当院では病変を認めた場合に大腸ポリープ切除を行っています。クリニック開院から3年間で、すでに1700人以上の方に大腸ポリープ切除を安全に行っています(201912月末現在)

日本の大腸内視鏡のフォローアップについて非常に重要な取り組みとしてJapan Polyp Study(JPS)があります。国立がん研究センター検診センター長である松田尚久先生を中心に行われており、私も国立がんセンター時代に検査や治療に関わらせていただいた大きな取り組みです。

そのJapan Polyp Study(JPS)の結果では、初めての大腸内視鏡検査で6mm以上のポリープを切除した方たちは、フォローアップ期間中に10mm以上の腺腫や粘膜内癌/浸潤性の大腸がんが見つかる可能性が約13%と、経過中にもがんを含む大きな腫瘍性病変が見つかることがあるhigh riskであり、そのフォロー内視鏡の重要性を報告されています(Matsuda T, et al. Jpn J Clin Oncol 2009, 39(7):435-42)

つまり大腸ポリープを内視鏡で早く見つけて切除することが大腸がんを減らすことができ、その後に定期的な検査を行うことが大腸がんの予防医療とも言えます。

早期の大腸がんと進行がん

進行癌となる前に検査を受けましょう

 

大腸がんの大部分は、大腸の腫瘍性(腺腫性)ポリープから発生します。はじめは小さかった大腸ポリープは徐々にサイズが大きくなり、その経過の中で腫瘍の一部から悪性のがんが発生します。

悪性の細胞が広がるとともに、腸壁の深くに入りこみ、がんが浸潤していきます。はじめは大腸粘膜から発生したがんも腸壁の筋肉層に浸潤するようになり進行癌となります。さらに浸潤をきたす大腸がんは腸壁の中だけではなく、腸の近くのリンパ節や主要臓器である肝臓、さらには肺などへ転移しやすくなります。

腸壁に深く浸潤した進行癌は内視鏡切除で治療はできません。手術が必要と判断されることが多いでしょう。手術可能な段階(ステージ)であれば、基本的には外科治療・手術治療が行われます。さらにがんが広がり転移や再発など手術が難しい場合や、手術時の所見で追加の治療が必要と判断された場合には、抗がん剤治療などが行われます。

大腸がん治療の違い
内視鏡治療 腸を切らずに中から切除する  根治が可能 体の負担が少ない
手術治療 腸を切る 腹部手術      根治が可能 腹部手術に伴う体の負担あり
抗がん剤治療 転移再発のコントロールや手術ができないとき 抗がん剤の副作用や腫瘍による体の症状

 

がんがまだ浸潤する前の段階、つまり早期に発見できた人ほど内視鏡治療で根治が期待できます。

一方で、進行がんは主たる病巣を手術で取り切ってもその後にリンパ節転移や他臓器への転移の可能性が出てきます。そこが浸潤癌の危険なところと言えます。

やはり病巣が切除不可能になる前に、そして大腸ポリープが非常に早期の、できれば悪性になる前の良性の段階で切除することが重要と言えます。

症状のある方は

桐山クリニックでは大腸ポリープや大腸癌の内視鏡検査や治療を行っております。

胃や大腸など気になる症状がある方は、遠慮なくお問い合わせ・ご来院ください。

お電話でのお問合せ

027-310-1234

●電話受付時間水曜・祝日を除く)        

月・木・金曜 9時から18時 
火曜     9時から13時
土・日曜   9時から16時

診療のご相談や予約は

お電話でのご相談は
027-310-1234

メールフォームからはお問合せを24時間受付けています

アクセス・診療時間

住所

群馬県高崎市末広町235-8

診療時間

月・木・金 9時から18時
火     9時から13時
土・日   9時から16時

休診日:水曜・祝日

代表医師紹介

桐山 真典

医学博士

消化器内視鏡専門医・指導医

消化器病専門医ほか・・・