大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック

医療法人 桐山クリニック

〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)

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休診日
水曜・祝日
Colonoscopy

大腸内視鏡(大腸カメラ):下部消化管内視鏡

本当はつらくない大腸内視鏡検査をすべての方へ – 桐山クリニック(高崎・群馬)

こんな症状ありませんか?早めに検査を受けましょう!

便に血が着いた

トイレでお尻を拭いた後、出血に気付いたり、便の色が赤いな、と思うことはありませんか。多くの方がウォシュレットなどの温水洗浄便座を使用される近年では、いつから血便であったか気付いていない、という方も時々います。出血の原因はいろいろな疾患で起こりますが、大腸内視鏡による大腸がんの有無の確認だけでなく、炎症や痔核などの評価も必要です。

便秘気味の方でも、便が硬かったからお尻が少し傷ついてそれで出血したのだろう、と安易に考えることは危険です。また女性の方で出産後に痔を患う方もいますが、痔と思っていたら実はその奥にポリープを認めたり、実は大きな腫瘍があったりということもあります。自己判断せず診察をお勧めします。

便潜血検査で陽性

がん検診や企業の健診などで便潜血検査は大腸がんのスクリーニング検査として行われています。日本ではカットオフ値100ng/mlに設定され、この基準で陽性(+)と陰性(-)を分けています。最近では、実際の数値も記載される健診も増えてきました。症状がないにも関わらず、便潜血の数値がかなり高い場合には進行がんを認める可能性が高くなります。当院でも、その数値や腹部所見により、準緊急的に最短の日程で内視鏡検査を行うようにしています。実際にそのような方でかなり進んだ大腸がんが見つかっています。

この便潜血検査で注意が必要なのが、便潜血検査が陰性の場合です。便潜血検査は、〝便潜血検査陽性(+)となった方の中には大腸がんの人が多い“ことから行われているスクリーニング法です。すべての人に大腸内視鏡健診が可能であれば、その方がよいわけですが、正確な大腸内視鏡をできる内視鏡医が少ないことや医療費負担の問題があり現実的ではありません。そのため、大人数のグループからがんがありそうな人をふるいにかけ、その人たちを大腸内視鏡検査することでそのグループのがんの死亡を減らすことを目的としています。そのため便潜血陽性(+)後に、もう一度便潜血検査を行うことは全く意味がありません。大腸内視鏡を受けましょう。

〝便潜血検査陽性(+)となった方の中には大腸がんの人が多い“ことがこの検診の大前提であり、便潜血検査陰性の方の中には大腸がんの人がいないわけではありません。

実際に、今まで5年以上便潜血検査陰性で初めて陽性となり当院で内視鏡検査を受けて進行がんが見つかった方が2人いらっしゃいます。少なくとも1年前には何らかの病変ができ始めていたのではないかと思われます。また半年前に便潜血検査陰性であった人が、大腸内視鏡健診を受けられ、大腸の浸潤癌が見つかり、手術が必要となった方もいます。

便潜血検査陰性の方でも大腸がんの可能性があることには注意が必要です。

ポリープを切除した後しばらく検査を受けていない   

大腸のポリープを切除した方は、治療後フォローの内視鏡検査を行う必要があります。また切除した際にも、他の腸のひだ裏に病変が残っている可能性があります。見落としの無いように検査を行っていても、5mm未満の小さなポリープなどは腸ひだの裏にあった場合には気付かないこともあります。

過去に病変があった方や治療された方は、他に病変が無いかどうかの確認、切除治療した部位の遺残や再発の確認のためにもフォローの検査が必要です。

便秘、便が細い

便秘は日々診療を行っている中で非常に多くの方が自覚している消化器症状・病態の一つです。

その便秘には様々な原因がありますが、一番注意が必要な疾患は悪性の大腸がんです。

腸の内腔が狭くなるような進行がんでは、便秘をきたし、便が細くなる症状もでてきます。そのチェックのため、大腸内視鏡を行うことをお勧めします。また他にも腸の運動機能(蠕動)の低下や、運動不足、繊維質や水分摂取不足、加齢やストレス、他の内服薬の副反応、内科疾患(糖尿病や甲状腺機能低下症など代謝異常や内分泌疾患)の可能性もあり、薬だけに頼らず、原因の精査が重要です。たかが便秘ではなく、一度消化器専門の医療機関受診をお勧めします。

下痢が続く、便秘と下痢を繰り返す  

ストレスや心因的な要因で下痢や便秘になったり、便通異常をきたす過敏性腸症候群の可能性があります。ほかにも炎症による腸炎(感染性腸炎、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患)のチェックが必要です。また大腸がんの場合にも、便が緩くなり、下痢のような緩い便が何度も出ることがあります。

家族に大腸や消化器の病気の人がいる

大腸ポリープや大腸がんの中には遺伝的要因がある病態もあります。家族性の大腸ポリポーシスやリンチ症候群といった遺伝子の関連性が解明されつつある大腸ポリープや大腸癌があります。また統計的にも家族内に胃がんや大腸がんなど消化器がんの方がいる場合、そのご家族にも消化器がんのリスクが高いと考えられています。自分の親がそのような癌であったり、家族内に癌が見つかった方が多い場合には、大きな症状が出る前に、一度検査を受けることが望ましいでしょう。

おなかがしくしく痛む

おなかの痛みと言っても、腹部の臓器はたくさんあり、痛みの場所により、胃や十二指腸の痛みなのか、それとも大腸による症状か、小腸の病気なのか、もしくはほかの臓器が原因か判断が必要です。

大腸が原因の病気には大腸憩室症・憩室炎や虚血性腸炎などがありますが、また大腸進行がんでも腹痛を認めることがあります。また器質的な異常はなくても排便の前や、腸の不安定な蠕動に伴って痛みを感じることもあります。腹部の診察により、腫瘤や炎症があるのか、それとも機能性の病態かを評価することも大切です。

貧血がある

健診で貧血が指摘されることがあります。

栄養不足や鉄不足による貧血であれば、正しい栄養摂取や内服治療等で改善します。

一方で貧血には出血に伴うものがあります。出血の原因は、男性では胃や腸の消化管からの出血、女性では消化管に加えて婦人科疾患による出血の鑑別が必要です。

胃の検査が異常なく、けれども貧血を認める場合には大腸からの出血がないか、大腸内視鏡検査を受けましょう。胃の検査も受けていない場合には、まず胃カメラ検査で、胃や十二指腸などからの出血の有無について調べる必要があります。

体重が減ってきた

食事を摂っているのに、体重が落ちてきた場合には腫瘍などまず疑い、必要な検査を行います。

大腸がんなど悪性の腫瘍の多くが体重減少をきたします。ただ体重減少は腫瘍以外にも代謝性疾患や内分泌疾患などいろいろな病態によりおこるため、早めに受診をして適切な検査を受けるようにしましょう。

当てはまる方/このような症状がある方は大腸内視鏡検査を受けましょう!

大腸内視鏡検査はポリープや大腸がんの有無を調べることができます。さらに、そのポリープや早期がんを内視鏡を用いて痛みなく切除をすることができます。早期に見つかれば、外科手術のようにおなかを切ることなく治療が可能です。

他にも潰瘍性大腸炎やクローン病など炎症性腸疾患の診断やその治療効果の確認、憩室の有無や憩室出血の治療などにも大腸内視鏡検査は大変有用です。さらに炎症や狭窄などがなく腸の粘膜に器質的な異常が無いことがわかれば、機能性の症状ということがわかります。お薬など内服薬などによる治療を正確に行うこともできるようになります。

疾患の頻度は、若い方は炎症の腸の疾患、年齢が上がると腫瘍性病変の頻度が高くなる傾向にありますが、最近は30歳代でも大腸がんが見つかることもあります。40歳を過ぎる頃より大腸がんの発生リスクは高くなるため、内視鏡検査が推奨されています。

大腸がんは、早い時期に内視鏡検査をしてポリープの段階で切除することで、予防的治療ができる疾患です。「忙しいから」、「時間がないから」と検査を受けないでいると、病気が悪化し、内視鏡で治療できる時期は過ぎてしまい、手術が必要な状態となります。大腸がんの病期によっては、さらに抗がん剤治療などが必要となり、毎週の通院や入院治療など負担が大きくなってしまいます。大腸内視鏡検査で治療できるレベルであれば、年に1日検査に費やす程度で済みます。

以前に診療行っていた国立がんセンター中央病院、愛知県や群馬県の病院などいずれの病院でもたくさんの大腸がんの方を手術や抗がん剤治療など行ってきました。進行した大腸がんが見つかった時に、「仕事で忙しくて」、「家庭のことで手一杯で、検査にまで気が回らなくて」と、検査をなかなか受けられなかったことを後悔された方を何人も診療してきました。その方たちの、「もっと早く受けていれば・・」という気持ちが皆さんに伝わればと思います。

症状を軽視せず、一度受診をして、検査が必要か、お薬で治療が必要かどうかなど、医学的な判断を行うことが大切です。

病気を見つけることだけでなく、検査で異常が無いとわかることも、検査を行い診療する中でとても重要なことと言えます。異常が無いというその結果を得られた安心感から、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

少しでも症状がある方は、まず一度受診されることをお勧めします。

症状のある方は

桐山クリニックでは大腸ポリープや大腸癌の内視鏡検査や治療を行っております。

胃や大腸など気になる症状がある方は、遠慮なくお問い合わせ・ご来院ください。

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代表医師紹介

桐山 真典

医学博士

消化器内視鏡専門医・指導医

消化器病専門医ほか・・・