大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック

医療法人 桐山クリニック

〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)

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月・木・金 9時から18時
火     9時から13時
土・日   9時から16時
(当院は予約制です)
休診日
水曜・祝日
Gastroduodenoscopy

胃カメラ:上部消化管内視鏡(胃内視鏡)

食道/胃/十二指腸を観察・評価します

人間は食事をとり、それを栄養・エネルギーに変えて生活しています。
口から摂取した食べ物は、食道を通り、胃に入ります。胃は消化・吸収で極めて大きな役割を担っています。

 食道:食べた物を口から胃まで届ける通路の役割
 :食物を胃酸で消化し、少しずつ腸に送り出す
 十二指腸:胆汁/膵液のアルカリ性消化液で消化する

胃カメラ(胃内視鏡検査)は食道・胃・十二指腸の病気の早期発見にとても役立ちます。

胃がん/食道がん/潰瘍/胃炎/ピロリ菌感染などを調べます

毎日使われる胃や食道は、胃もたれ・胃痛・膨満感・胸焼けなど症状が出やすい器官です。
また
胃炎・潰瘍や胃がんなど病気も多い臓器です。

早期胃がん
転移を起こさない時期のうちに
早期発見できるかどうかが大切

胃がん

ピロリ菌感染率の高い日本胃がんの罹患数も非常に多い国です。

胃がんの死亡数は男性 2位, 女性 3位であり、
胃がん死亡数は男性 31,483人, 
女性 16,420人でした。
   (2014年データ、国立がん研究センター、がん情報サービスより)

以前は、胃がんのがんの発生頻度・死亡率が男女とも第一位でしたが、内視鏡検査や技術の進歩、手術・抗がん剤治療の進歩などによって、減りつつあります。しかし、上記のデータを見ると、まだまだ多くの方がなりやすいがんといえます。

このような頻度の高い胃がんでも正しい内視鏡を定期的に受けることで早期発見できます。
さらに胃がんを早期に発見できれば、お腹も胃も切ることなく、しかも胃がんを確実に切除し治療することができます。つまり、正しい内視鏡検査で胃がんを早期発見できれば、見つかる前と変わらぬ生活ができます。

ピロリ菌感染は胃がんの一番の原因です
正しい内視鏡を受けましょう

胃炎・ピロリ菌感染

胃の中は強い酸性の環境であり、通常細菌は生息できません。ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)はウレアーゼを産生し、そのおかげで胃の中で生息できる能力を持っています。しかしこのピロリ菌が胃や十二指腸に炎症を起こし、慢性胃炎や潰瘍、さらに胃がんの要因となります。

胃がんはピロリ菌感染がある胃炎をおこした胃にできやすく、ピロリ菌感染率の高い日本は胃がんが非常に多い国です。世界をリードする日本の内視鏡の進歩も胃がんの発見・診断・治療の進歩とともに進んだと言えます。

ピロリ感染がある場合には除菌治療を行い、胃がん発生のリスクを抑えることが重要です。

また、ストレスや体の不調から自律神経の乱れをきたし、胃が痙攣するような痛みや胃炎を繰り返すことがあります。内視鏡検査を受けることで原因をチェックすることができます。

ピロリ菌感染のチェックや慢性胃炎の程度、ストレスによる胃炎の評価など、正しい内視鏡検査を受けることで最適な治療につながります。

また、正確な検査を受けて大きな異常がないとわかることで、大変安心することができ安堵され、症状もよくなって、健康的な生活に戻ることができる方がたくさんいらっしゃいます。

ぜひ、正確な内視鏡検査を受けましょう。

食道がん

 タバコやアルコールは食道がん発生の大きな要因です。
特にヘビースモーカーであった人、濃いアルコールを飲む方はより注意が必要です。

 食道は、心臓や肺など重要な臓器に囲まれた場所にあり、他の胃や大腸などの消化管と構造が少し異なります。そのため、食道がんは比較的早い段階で近くのリンパに転移しやすく、発見の難しいがんです。

 食道がんを見つけるためには、ルゴールという薬剤を使用して検査すると非常によく診ることができます。ただし、このルゴールは極めて刺激の強い薬剤であり、検査を受ける方にはつらいという難点がありました。

 その欠点を克服し、光の色調を変えて食道がんを見つけやすい光を当てて検査する方法が
NBIという観察方法です。刺激はなく、ボタンひとつでその光を使用して検査できます。

 またレーザー内視鏡ではBLIというNBIに似た色調で観察できます。このどちらも食道がんのチェックに極めて有用です。いずれも最新の内視鏡機器に導入されているシステムです。

 当院では内視鏡を専門とするクリニックとして、このNBIもBLIも使用できる体制になっています。検査を受ける方の食道の観察に積極的に使用しています。

わずかな異常をとらえて食道がんを疑いました

ルゴール染色後

早期に見つけられれば根治が期待できます

内視鏡治療で治すことが可能な段階での食道がんは、非常に見つけることが難しいです。
食道がんの診断や治療の経験が少ないと、病変があるにも関わらず見落としてしまうことがあります。

ルゴールは食道がん検査に非常に有用な薬剤であり、病変は極めてわかりやすくなりますが、刺激のつよい薬剤のためいつも使うことはできません。

当院では、多くの食道がんの診断経験をもとに、通常の内視鏡検査の段階から病変を早期に見つけられるように最新の知見を組み合わせて、より良い検査に取り組んでいます。

逆流性食道炎

胸焼けやのどの違和感、みぞおちのあたりのムカムカなどの原因として逆流性食道炎があります。

忙しい生活の中で遅い時間に食事を摂ったり、肥満など、生活習慣の乱れや腹圧の上昇により逆流性食道炎をきたします。

逆流性食道炎の診断には内視鏡検査がとても役立ちます。炎症の程度や治療の効果などを確認することができます。また、症状だけで安易に判断するのではなく、他の食道の疾患が無いか確認することもとても重要です。

 

色調変化を認めます

胃がすっきりしないからと受診されました

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代表医師紹介

桐山 真典

医学博士

消化器内視鏡専門医・指導医

消化器病専門医ほか・・・