大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック

医療法人 桐山クリニック

〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)

診療時間
月・木・金 9時から18時
火     9時から13時
土・日   9時から16時
(当院は予約制です)
休診日
水曜・祝日
Gastroduodenoscopy

胃カメラで異常を指摘された方へ

本当はつらくない内視鏡検査をすべての方へ – 桐山クリニック(高崎・群馬)

よくある10の所見を内視鏡専門医がわかりやすく解説

定期的なつらくない胃カメラで
日々の安心を

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を受けたあと、

「胃ポリープがあります」
「萎縮性胃炎ですね」
「食道裂孔ヘルニアがあります」

などと説明されて、「これは病気なの?」「治療が必要なの?」と心配になったことはありませんか?

胃カメラでは、胃がんや食道がん、胃潰瘍などの重要な病気だけでなく、症状がほとんどない方にもさまざまな所見が見つかります。

その多くは、すぐに治療が必要なものではありません。一方で、ピロリ菌の検査や治療、定期的な胃カメラによる経過観察が必要になるものもあります。

群馬県高崎市の桐山クリニックでは、胃カメラで見つかった所見について、実際の内視鏡画像を確認しながら、できるだけわかりやすくご説明することを大切にしています。

このページでは、胃カメラで比較的よく見つかる10の所見について解説します。

1.胃ポリープ

胃ポリープとは、胃の粘膜が周囲より盛り上がって見える病変の総称です。

「ポリープ」と聞くと「がんでは?」と心配される方もいますが、胃ポリープにはいくつかの種類があり、すべてががんになるわけではありません。

胃カメラで比較的よく見つかるのが「胃底腺ポリープ」です。胃底腺ポリープの多くは良性で、特別な治療を必要としません。

一方、「過形成性ポリープ」などでは、大きさや形、表面の状態などによって組織検査(生検)を行ったり、経過観察や治療を検討したりする場合があります。

大切なのは「ポリープがあるかどうか」だけではなく、どのような種類のポリープなのかを胃カメラで適切に評価することです。

ただしポリープの中には増大傾向をしめしたり、発赤の強いものもあり、定期的な観察が必要なポリープや切除が必要なポリープもあります。

2.食道裂孔ヘルニア

食道は胸からお腹へ向かい、横隔膜にある「食道裂孔」という穴を通って胃につながっています。

食道裂孔ヘルニアとは、本来お腹の中にある胃の一部が、食道裂孔を通って胸側へ入り込んだ状態です。

胃カメラでは比較的よくみられる所見で、軽度の場合には症状がないことも少なくありません。

ただし、食道裂孔ヘルニアがあると胃の内容物が食道へ逆流しやすくなり、逆流性食道炎と関係することがあります。

胸やけ、げっぷ、酸っぱいものが上がってくる感じ、食後の不快感などがある場合には、症状に応じて治療を検討します。

症状がなく軽度であれば、食道裂孔ヘルニアがあるという理由だけで治療が必要になるとは限りません。

3.表層性胃炎

表層性胃炎とは、胃粘膜の表面を中心に発赤などの炎症性変化がみられる状態を表す言葉です。

胃カメラの結果用紙に「表層性胃炎」と書かれていて、心配になる方もいらっしゃいます。

多くの場合、胃粘膜にみられる比較的軽い変化を表しています。

症状がなければ治療を必要としないこともありますが、胃痛、胃もたれ、みぞおちの不快感などがある場合には、症状や他の胃カメラ所見などを総合して治療の必要性を判断します。

胃カメラでは単に「胃炎があります」で終わらせるのではなく、ピロリ菌感染を疑う所見がないか、潰瘍や腫瘍など他の病変が隠れていないかを確認することも重要です。

4.逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸などの胃内容物が食道へ逆流し、食道粘膜に炎症やびらんを起こした状態です。

代表的な症状には、

・胸やけ
・酸っぱいものが上がってくる
・げっぷが多い
・のどの違和感

などがあります。

一方で、症状がほとんどないにもかかわらず、胃カメラを受けて初めて逆流性食道炎を指摘される方もいます。

逆に、胸やけなどの症状があっても胃カメラでは明らかな粘膜障害がみられない「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」もあります。

症状や胃カメラで確認された炎症の程度などを総合的に判断し、生活習慣の見直しや胃酸を抑える薬などによる治療を行います。

5.萎縮性胃炎

萎縮性胃炎とは、長期間にわたる炎症などによって胃の粘膜が薄くなった状態です。

日本では、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染と深く関係する萎縮性胃炎が多くみられます。

萎縮性胃炎があっても症状がない方は多く、健診や人間ドックなどの胃カメラで初めて指摘されることも珍しくありません。

萎縮性胃炎で重要なのは、胃がんの発生リスクと関連する所見であることです。

胃カメラで萎縮性胃炎を認め、ピロリ菌感染が疑われる場合には、必要に応じてピロリ菌検査を行います。陽性の場合には除菌治療を検討します。

また、ピロリ菌を除菌したあとも胃がんのリスクが完全になくなるわけではありません。

萎縮の程度やこれまでの経過などを考慮して、定期的な胃カメラによる観察を続けることが大切です。

6.バレット食道

バレット食道とは、本来の食道粘膜の一部が、胃に近い性質を持つ円柱上皮に置き換わった状態です。

胃酸などが食道へ繰り返し逆流することが、その発生に関係すると考えられています。

バレット食道そのものでは症状がないことも多く、胃カメラで偶然見つかることがあります。

バレット食道は食道腺がんとの関連が知られていますが、「バレット食道がある=食道がんになる」という意味ではありません。

バレット食道の範囲や粘膜の状態などを胃カメラで確認し、必要に応じて経過観察を行います。

7.びらん性胃炎

「びらん」とは、胃の粘膜表面にできる浅い傷のことです。もともとは病理組織診断の際に用いることの多い用語です。

びらん性胃炎では、胃粘膜に発赤や浅い傷などがみられます。

みぞおちの痛みや胃の不快感などを伴うことがありますが、症状がまったくなく、胃カメラで偶然見つかることもあります。

薬剤、飲酒、胃酸などさまざまな要因が関係することがあり、症状や内視鏡所見などから治療の必要性を判断します。

なお、「びらん」と「胃潰瘍」は同じものではありません。

一般的にびらんは粘膜表面の浅い傷で、胃潰瘍はそれより深い粘膜の欠損です。

8.異所性胃粘膜

異所性胃粘膜は、胃カメラで食道の上部にみられることがある胃粘膜に似た粘膜です。

「異所性胃粘膜」という聞き慣れない名前のため、検査結果を見て驚く方もいますが、多くの場合は大きな問題を起こしません。

胃の粘膜が食道まで移動してきたという意味ではなく、一般的には先天的なものと考えられています。

ほとんどは無症状で、胃カメラで偶然発見され、特別な治療を必要としないことが多い所見です。

ただし、形や表面に通常とは異なる変化がみられる場合には、詳しく観察したり組織検査を行ったりすることがあります。

9.食道ポリープ

食道にも、胃と同じようにポリープ状の盛り上がりがみられることがあります。

食道の隆起性病変にはさまざまな種類があり、炎症などに伴う良性の変化から、詳しい検査が必要な病変まであります。

そのため、単に「食道ポリープ」という名前だけで判断するのではなく、胃カメラで、大きさ・形・色調・表面構造・周囲の粘膜との違いなどを詳しく確認することが重要です。

必要に応じて組織の一部を採取する「生検」を行い、病理検査で詳しく調べます。

10.胃粘膜下腫瘍

胃粘膜下腫瘍とは、胃の粘膜よりも深い部分から発生し、胃の内側へ盛り上がって見える病変の総称です。通常の胃ポリープとは異なり、表面が正常な胃粘膜で覆われた「なだらかな盛り上がり」として見つかることがあります。

胃粘膜下腫瘍にはさまざまな種類があります。

良性のものもありますが、GIST(消化管間質腫瘍)など、詳しい検査や治療が必要になるものも含まれます。

小さな病変では胃カメラで大きさや形の変化を定期的に確認することがあります。

一方、大きさ、形状、増大傾向などによっては、CTや超音波内視鏡(EUS)などによる詳しい検査が必要になることがあります。

「胃粘膜下腫瘍=胃がん」ということではありません。

どのような病変が考えられるのかを評価し、その性質に応じて適切に経過をみることが重要です。

胃カメラで「異常あり」と言われた時に

心配があるときには
ぜひご相談下さい。

ここで紹介したものは、しばしば胃カメラ検査で指摘されるものではありますが、一般的な内容であり、皆さんの所見と必ずしも同じとは限りません。

 

また「異常あり」と言われても、すべてが治療を必要とするわけではありません

胃カメラは、胃がんや食道がんを発見するためだけの検査ではありません。

症状がほとんどない方でも、

胃ポリープ、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、萎縮性胃炎、表層性胃炎、びらん性胃炎、バレット食道、異所性胃粘膜、食道ポリープ、胃粘膜下腫瘍

など、さまざまな所見が見つかります。

ここで大切なのは、単に「異常があった・なかった」ではなく

「治療が必要なのか」
「そのままでよいのか」
「ピロリ菌の検査が必要なのか」
「組織検査が必要なのか」
「次の胃カメラをいつ受ければよいのか」

を、それぞれの所見に応じて判断することが重要です。

10.胃粘膜下腫瘍

健康診断や人間ドック、バリウム検査などで、「胃ポリープ」「胃炎」「胃粘膜の萎縮」「要精密検査」などを指摘された場合には、胃カメラによる詳しい観察が必要になることがあります。

また、

・以前にピロリ菌を指摘された
・ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある
・以前の胃カメラで萎縮性胃炎を指摘された
・胃ポリープを経過観察している
・胃粘膜下腫瘍を指摘されている

といった方では、過去の検査結果と比較しながら胃の状態を確認することも大切です。

検査希望の方は

群馬県高崎市の桐山クリニックでは、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)による食道・胃・十二指腸の観察を行っています。

症状がない場合でも、年齢、これまでの病歴、ピロリ菌感染歴、過去の胃カメラ所見などによって、胃カメラによる経過観察が望ましい場合があります。

まずは「どのような所見なのか」を正しく知ることから始めましょう。

胃カメラで胃ポリープや萎縮性胃炎、逆流性食道炎などを指摘された方、健診で胃の異常を指摘された方、ピロリ菌について相談したい方などもご相談ください。

お電話でのお問合せ

027-310-1234

●電話受付時間水曜・祝日を除く)        

月・木・金曜 9時から18時 
火曜     9時から13時
土・日曜   9時から16時

診療のご相談や予約は

お電話でのご相談は
027-310-1234

メールフォームからはお問合せを24時間受付けています

アクセス・診療時間

住所

群馬県高崎市末広町235-8

診療時間

月・木・金 9時から18時
火     9時から13時
土・日   9時から16時

休診日:水曜・祝日

代表医師紹介

桐山 真典

医学博士

消化器内視鏡専門医・指導医

消化器病専門医ほか・・・