大腸内視鏡・胃カメラの専門クリニック

医療法人 桐山クリニック

〒370-0065 群馬県高崎市末広町235-8 (高崎駅から5分)

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水曜・祝日

キリキリ痛むことも

腹痛なのに帯状疱疹?

発疹が出る前に「お腹の痛み」から始まることがあります。
「お腹が痛いので、胃腸の病気だと思って受診した」
 

ところが検査や経過をみているうちに、お腹や背中に赤い発疹や水ぶくれが現れ、実は帯状疱疹だった・・。

 

頻度は高くありませんが、消化器内科ではこのような患者さんに出会うことがあります。

帯状疱疹というと「皮膚に痛い発疹が出る病気」というイメージがありますが、発疹より先に痛みが現れることがあり、お腹に発症すると「腹痛」として感じる場合があります。

桐山クリニックでも、腹痛の精査・治療中に、その後特徴的な皮膚症状が現れ、帯状疱疹と診断された患者さんを経験しています。

なぜ帯状疱疹で腹痛が起こるのでしょうか?

帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかった際の「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因で起こります。水ぼうそうが治った後もウイルスは体内の神経に潜んでおり、加齢や疲労、ストレス、免疫機能の低下などをきっかけに再び活性化することがあります。

ウイルスが神経に沿って炎症を起こすため、皮膚に発疹が現れる前から、

  • ピリピリする
  • チクチクする
  • ズキズキする
  • ヒリヒリする
  • 皮膚が過敏になった感じがする
  • 服が触れるだけでも痛い

といった症状が現れることがあります。

お腹や背中につながる神経に帯状疱疹が起こると、こうした神経痛を「お腹の中が痛い」と感じることがあり、胃や腸などの病気による腹痛と区別しにくい場合があります。

こんな腹痛では「帯状疱疹」の可能性も

腹痛には胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆石、膵炎、腸炎、大腸憩室炎など、さまざまな原因があります。そのため、腹痛があるからといって帯状疱疹とは限りません。

一方で、次のような特徴がある場合には帯状疱疹も鑑別の一つになります。

「お腹の右側・左側など片側だけが痛む」

「ピリピリ・チクチク・ヒリヒリするような痛みがある」

「皮膚を触ると痛い、衣服が触れるだけでも違和感がある」

「腹痛とともに背中にも痛みがある」

「痛かった場所に、数日して赤い発疹や水ぶくれが出てきた」

特に、身体の左右どちらか一方に帯状の発疹や水ぶくれが現れてきた場合には、帯状疱疹の可能性があります。

発疹がない時期は診断が難しいこともあります

帯状疱疹で注意したいのは、必ずしも最初から発疹が出ているわけではないことです。

「腹痛があるけれど、皮膚には何もない」

この段階では胃腸などの病気との区別が難しく、まず消化器疾患について検査や経過観察が必要になる場合があります。

そして数日後、痛みのあった場所に発疹や水ぶくれが出てきて、初めて帯状疱疹と分かることがあります。

そのため、腹痛で受診した後に皮膚の変化が現れた場合には、「腹痛とは関係ないだろう」と考えず、医師に伝えることが大切です。

腹痛を「胃腸だけの問題」と考えないことも大切です

消化器内科では、腹痛の原因として胃や腸だけを見るわけではありません。

胃・十二指腸、大腸、胆のう、膵臓、肝臓などの消化器疾患だけでなく、尿路系の病気や神経・皮膚に関係する病気なども考えながら診察します。

帯状疱疹も、その一つです。

桐山クリニックでも腹痛の患者さんを診察する際には、「どこが痛いのか」「どのような痛みなのか」「食事との関係」「発熱や嘔吐はないか」などに加え、皮膚の違和感や発疹がないかにも注意して診療しています。

帯状疱疹は早めの治療が大切です

帯状疱疹は皮膚症状が治れば終わり、とは限りません。

皮膚症状が改善した後も神経の痛みが長く続く帯状疱疹後神経痛が残ることがあります。

また、発症する場所などによっては眼や耳などに合併症を起こすこともあります。

帯状疱疹が疑われる場合には、早期に適切な診断と治療を受けることが重要です。

腹痛で受診した後でも、

「赤い発疹が出てきた」「水ぶくれができた」「皮膚がピリピリしてきた」

といった変化があれば、早めに医療機関へご相談ください。当院でも必要に応じて皮膚科など他の診療機関とも連携して診療を行っています。

予防が大切です

帯状疱疹はワクチンで予防できます

帯状疱疹は、年齢とともに発症するリスクが高くなる病気です。

一方、帯状疱疹はワクチンによって発症や重症化、帯状疱疹後神経痛などのリスクを減らすことができます。

帯状疱疹ワクチンには、主に

・生ワクチン:1回接種

・組換えワクチン(シングリックス®):2回接種

があります。

それぞれ接種回数、予防効果、効果の持続期間、接種できる方などが異なります。

年齢や持病、現在受けている治療などを確認しながら、ご自身に適したワクチンを選択することが大切です。

高崎市では帯状疱疹ワクチンの助成制度があります

高崎市では、対象となる方に帯状疱疹ワクチン接種の公費助成が行われています。

また、定期接種の対象となる方だけでなく、一定の条件を満たす方を対象とした任意接種への助成制度もあります。

助成の対象年齢、自己負担額、接種条件などは年度によって変更される可能性があります。

高崎市にお住まいで帯状疱疹ワクチンを検討されている方は、接種前に最新の助成制度をご確認ください。

桐山クリニックでも帯状疱疹ワクチン接種を行っています

桐山クリニックでは、消化器内科として腹痛などの診療を行うとともに、帯状疱疹ワクチンの接種にも対応しています。

「50歳を過ぎたけれど、接種した方がよい?」

「生ワクチンとシングリックス®は何が違う?」

「以前、帯状疱疹になったことがあるけれど接種できる?」

「高崎市の助成対象になる?」

など、帯状疱疹ワクチンについて分からないことがありましたらご相談ください。

腹痛を自己判断しないことが大切です

腹痛というと、どうしても「胃や腸の病気」を考えます。

もちろん実際には消化器疾患が原因であることが多いのですが、腹痛を診療していると、時には思いがけない病気が見つかることがあります。

帯状疱疹もその一つです。

当院でも、腹痛の精査・治療中に、その後皮膚症状が現れて帯状疱疹と分かったケースを経験しています。

大切なのは、「腹痛=胃腸の病気」と最初から決めつけないことです。

痛みの場所や性質、時間経過、皮膚の変化なども含めて診察し、必要に応じて検査を行うことが重要だと考えています。

そして帯状疱疹は、ワクチンによって予防できる病気でもあります。

腹痛などの症状でお困りの方はもちろん、帯状疱疹ワクチンについて知りたい方もお気軽にご相談ください。

症状のある方は

他にも腹痛の症状をきたす疾患は数多くあります。

桐山クリニックでは消化器科・胃腸科として腹痛の診断や治療を行っております。

気になる症状がある方は、遠慮なくお問い合わせ・ご来院ください。

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